10秒コーヒーin沖縄!
沖縄・安里駅から徒歩3分。栄町市場商店街の細い通りにありますが、道が細く、迷路のようで迷いました。なので、商店街を見つけた瞬間、達成感とともに、こんなところにコーヒースタンドが!?と驚きました。
人が2人入ったらぎゅうぎゅうになりそうなカウンターで、風貌から優しさが滲み出ているお兄さんが出迎えてくれました。コーヒーを飲む前にほっこりしましたが、いやいや。飲まないで帰るわけにはいきませんね。
コーヒーメニューは、カウンターすぐ横にあるコルクボードに写真付きで貼り付けてありました。写真があると想像しやすいので嬉しいです。
HOTドリンクは、「アメリカーノ」「エスプレッソ」、「カフェショコラータ」。ICEドリンクは、「ネルドリップ」か「水出し」の抽出方法を選択でき、バリエーションコーヒーとして「エチオピアベリーミルク」があります。HOTとICEともにあるのは、「フレンチプレス」、「カプチーノ」、「カフェラテ」、「黒糖練乳カプチーノ」。アイスでカプチーノとは珍しいですね。ICEドリンクでもふんわりスチームしたミルクを味わえます。ちなみに牛乳を使うドリンクは、沖縄の濃い牛乳と、さっぱりした牛乳をメニューによって使い分けているそうですよ。味見させていただきましたが、味と質感の違いが明確でした。
まじまじとメニューをみていると、「エチオピアベリーミルク」が気になりました。「エチオピアベリーミルク」とは、エチオピアナチュラル特有のベリー感に、更に4種類の自家製ベリーソースが加わったドリンクです。なぜ気になったかと言うと、はじめてエチオピアの豆を使用したカフェラテを飲んだ時、ショートケーキの味がした衝撃を思い出したので!こちらは、いつか自分でも作って再現してみたいと思います。
さて、私はネルドリップで淹れたコーヒーが好きなので、HOTで飲みたかったのですが、ネルドリップはICEしかないとのことで断念。HOTドリンクの抽出はフレンチプレスとのことで、豆は8種類ある中から、これまで聞いたことのない"フィリピン ミンダナオ島2019"を注文することにしました。
実はこの豆、豆の形状は細長く独特な形をしていて、品種鑑定にかけると『新種』なんだそう。品種名は「カラサン」。現地では「スイート」と呼ばれ代々タラアン・ディグ族の間で愛されてきたコーヒーです。この品種を守る活動をするフィリピン女性Zeeさんと店主がやり取りする中でこの豆を仕入れ焙煎しているとのことで、この希少な原種を守っているZeeさんの伝統と誇りにかけた苦労とこだわりに感服します。
さて、豆とお湯をセットしたフレンチプレスと、タイマーが出てきました。3分待機してから自分でプレスしろとのこと。最後のひと押しでその味を決定づける大事なお仕事。Zeeさんの想いを感じながら、グググッとプレスしましたよ。
この新種のコーヒー「フィリピン共和国 ミンダナオ島」の「カラサンスイート種」ですが、焙煎度合いは浅く、ベリー系の酸味とほのかな甘さが感じられました。アフターテイストは、お花の蜜のような甘さが続きとても爽やかな印象でした。
地元の方々に愛されている屋台のようなコーヒースタンドで、店員さんと近くで会話しながら飲める一杯は、予想に反しかなり本格的で貴重なコーヒーとであうことができました。ふらっと立ち寄れる屋台のようなコーヒーショップなので、沖縄に訪れた際はぜひ行ってみてくださいね。
COFFEE potohoto
住所:沖縄県那覇市字安里 388 ー1 (栄町市場内)
営業時間:月~木 10:00~18:00 金・土 10:00~19:00
定休日:日曜日
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