アラジンメイク
▶︎https://youtu.be/Tvw44qBnFRk
ジャスミンメイク
▶︎https://youtu.be/EiS8codD_gE
ジャスミンDIY
▶︎https://youtu.be/ll5pvR7bN4M
ジーニーメイク
▶︎https://youtu.be/iDLwFAAhZl8
ジーニーDIY
▶︎https://youtu.be/6XbEpnH9ZEo
今回撮影した部屋ができるまで
▶︎https://youtu.be/qNzTkcaX0C8
🧞♂️✨🍎✨🧞♂️✨🍎✨🧞♂️✨🍎✨🧞♂️✨🍎✨🧞♂️✨
メイクチャンネルで公開した、実写版アラジンのアラジンメイクの時に使った衣装と偽歯のDIYです。
偽歯(FakeTeeth)は、歯がある上に一時的に見た目のためにかぶせるもので、一般的な歯科医院で作成されている義歯とは違い、映画や舞台などの現場で特殊メイクとして使用されているフェイクティースと呼ばれているものになります。
一般的に入れ歯と呼ばれているものは、石膏に既製品の歯を並べて樹脂や金属で周りを固めたものになりますので、作り方は異なります。
乳歯が抜けてしまった子役や、キバ、ゾンビのような汚れた歯や、芸人さんのモノマネ用などでも使用されます。
他にも、矯正やホワイトニングをしなくても、一時的に綺麗な歯に見せられるので、テレビなど、高画質で映る職業の方からのご依頼が多いです。
他には、撮影中の矯正ワイヤーを隠すためにと、作成したこともあります。
作成する材料は、色々あり、今回は、何度かコスプレで使用するだけですので、一番簡易的な材料で作成しました。
使用期間の長い映画やコンサートなどでご使用の時は、もっと丈夫で歪の少ない素材で作成しています。
歯科材料は一般的に販売されていないものが多いですが、メルカリやヤフオクなどには沢山の出回っていますし、ネイルの材料で代用可能(硬化収縮率など歯科材料より高いものがありますし、有害なものもあるかも知れませんので自己責任でお使いください)なものもあります。
日本語字幕をONにすると、以下の作り方と一緒に動画をご覧いただけます。
◆作り方◆
-偽歯-
まず最初に歯の形を取ります。
アルジネート印象材を上顎分測って、水も量ります。
素早く混ぜて、トレーにのせて、固まらないうちに素早く口の中に入れます。
固まったら外し、簡単に洗浄し、水気を切ります。
バイブレーターで気泡を取りながら、石膏を流します。
気泡が入らないように、一方向から少しずつ、バイブレーターの振動を使って流します。
歯の表面に石膏が行き渡ったら、バイブレーターを止めて、石膏を盛ります。
下顎も同様に印象します。
固まったら、上顎同様に石膏を流します。
石膏が固まったら、上下額印象から外します。
本来、歯科技工用トリマと呼ばれている、水が流れて、角度調整ができる石膏模型を削る専用の機械があるのですが、技工士ではないので所有していなく、DIY工具のグラインダーで代用しました。
水が流れないので、粉が飛び散ります。
周りを削ったら、石膏に高さを出したいので、シリコンに石膏を流して、歯の模型の方には、外れないように穴を空けて水を含ませて置いたものを上にのせます。
はみ出た石膏を綺麗にします。
型から外して、咬合器という噛み合わせを作る器具に歯の模型を取り付けます。
先程同様穴を空けて、水を含ませてから石膏で装着します。
下顎も同様に石膏で装着します。
分離材を塗ります。
シャーペンの芯を長めに出して、アンダーカットに印をつけます。
そのアンダーカット部分にワックスを盛ります。
温度を設定して、ワックスを盛っていきます。
一通り盛れたら、余分な箇所を削っていきます。
アンダーカットを90度にしっかり測る機械を使わないで印をつけているので、念のため、赤い線より少し外側までワックスを盛って置くと、外れなくなる心配はないと思います。
モノマーとポリマーを、容器に移します。
元々は歯科材料ですが、これをネイルにも使えるということで10年くらい前から、ネイル用品としても販売されていますのでお持ちの方も多いと思います。
スカルプネイルをする要領で、筆先にボールを作って、模型の上に盛っていきます。
この時に、完璧な形にならなくても大丈夫ですが、ある程度理想の形に近づけると後で楽になります。
歯並びも好みにできます。
今回は、口元が出ているように見せたいので、厚く盛ります。
噛み合わさっている部分に印をつけるので、赤い転写シートのようなものを使います。
全ての歯が1から3点接触しているように作ると、つけた時に安定していて、簡単な食事もできます。
噛み合わさっている赤い点を削り過ぎないように理想の形や歯並びに削っていきます。
大まかに削ったらビットを変えて細かい歯の間も表現します。
次に着色します。
着色料を取って、使用する色を作っていきます。
まず内側に、象牙質という少し茶色い部分に見立てた色を塗ります。
歯によっても、根元や先端などの場所によっても本物の歯は色が違うので、全て違う色を作って塗っていきます。
映像では、分かりづらいですね。申し訳ないです。
その上から、白くて半透明な色を塗ります。
ネイルもですが、何色も透明度のあるものを重ねると下の色が少し透けて、奥行き感が出て、自然な歯ができます。
口元にボリュームが欲しいので、歯肉も厚めに作ります。
最後に上下研磨して完成です。
- ストライプシャツ -
次に、アラジンのシャツを作ります。
Yシャツの襟を切ります。
ボタンも取ります。
少し黄色っぽい色をしているので、染めます。
薄い色に染めたいので、お湯につけたらすぐに洗い流して乾かします。
油性マジックで、ストライプを書いていきます。
胸元の模様を書きます。
- パーカー -
赤いパーカーの袖を切ります。
ファスナーやポケットも切ります。
普通のミシンとロックミシンを用意して、
黒い糸をセットします。
まずはロックミシンで、袖を切り落としながら、淵に黒い太めのラインを塗っていきます。
普通ミシンの、ジグザグ縫い幅を一番狭くして塗っていきます。
内側の模様は、マット黒の塗料を使います。
本物はポケットになっているのですが、手を抜いて、ポケットを書くことにしました。
ポケットの影を塗っていきます。
ポケットの周りは、違う生地になっているので、そう見えるように、薄めた白い塗料を塗ります。
その上から、ストライプ柄を書いていきます。
3Dペンでボタンを作ります。
黒い糸が丸まったような球を作ります。
それを、グルーガンで貼り付けます。
何度か繰り返して、全てのボタンを貼り付けます。
ポケットの周りも、糸で立体的になっているので、3Dペンで立体を作ります。
3Dペンは布には張り付きませんので、一度上から形を作ったら剥がして、グルーガンで貼り付けます。
これで完成です。
- 帽子 -
紫の布を扇型に切ります。
上の線に合わせて下も切ります。
COSボードも同じ大きさに切って、Gボンドをしっかり塗って、紫の布を貼り付けます。
エメラルドグリーンの布を細くして、扇型の外側に貼り付けます。
帽子が丸くなるように、貼り付けます。
切れ目を入れて、瞬間接着剤と、硬化スプレーを使って形を整えていきます。
- カバンの紐 -
白い紐(承太郎のベルトの余りです)があったので、茶色く塗って、肩にかけたら完成です。
🧞♂️✨🍎✨🧞♂️✨🍎✨🧞♂️✨🍎✨🧞♂️✨🍎✨🧞♂️✨
メイクシーンは、メイクチャンネルのアラジンメイクをご覧ください。
▶︎https://youtu.be/Tvw44qBnFRk
作成中の衣装は、何を着ようか迷いましたが、アニメ版で、ジーニーの魔法の演出の時に登場する、赤いベリーダンス衣装のような女の人が好きで、映画の中で、衣装を作るシーンがあったら、あの女の人が作っていて欲しいな。という私の勝手な理想像ですが、あの女の人の衣装を真似てみました。アニメではポニーテールですが、アラビアンな雰囲気を出したかったので、少しアレンジして、赤い布をかぶってみました。
BGM作曲 編曲 / 山口一郎
撮影、編集 / 天照EVE
▼YouTube
天照EVE Makeup Channel≫ https://www.youtube.com/channel/UC5xtPacH_bYTrtTW_aG0vlw
Mr.&Miss Maya≫ https://www.youtube.com/channel/UCnhcuJRb_F0_YZKuHta4ZbA
▼SNS
INSTAGRAM ≫ https://www.instagram.com/amaterasueve/
Search