富岡製糸場近くの商店街で疫病退散を願う風鈴が飾られ、訪れる人に涼しげな音色を届けています。
富岡製糸場近くの「銀座通り」では、18軒の商店が軒を連ね、店先に風鈴を飾っています。この風鈴は、コロナ禍が長引く中、訪れる人に少しでも癒しを感じてもらおうと、この地域で使われていた養蚕の糸枠を使って商店会の役員が手作りしたものです。短冊には、「疫病退散」の文字とアマビエのイラストが描かれています。
また、商店の店先には、ハイビスカスの花も飾られています。このハイビスカスは、風鈴の音色と合わせて、訪れる人にほっと一息ついてもらおうと、銀座通りの生花店が手配したもので、赤や黄色、ピンクの花をつける鉢が合わせて30鉢、飾られています。
久しぶりの晴天が広がったこの日、商店街では、時折吹き抜けるそよ風がハイビスカスの花と風鈴を揺らし、心地よい音色が響き渡っていました。

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