東京・池尻大橋駅から徒歩1~2分。商店街に異彩を放つヨーロピアンな佇まいのコーヒースタンドがあります。赤いレンガ造りの外観のオシャレさも際立っていますね。ファッション雑誌「CLUEL」の撮影場所としても使用されていたと聞くと納得です。
このお店のオーナーである森大起氏は、現在デザイナーとして活躍されており、以前お勤めの目黒区柿の木坂にあるヴィンテージショップ「STORAGE」がカフェを併設する際に、日々エスプレッソマシンに触れるようになり、ファッションよりもコーヒーの魅力に取り憑かれ、どんどんコーヒーにのめり込んでいったそうですよ。
店内はコーヒースタンドなので、お客が一人入るともういっぱいになってしまうくらいの広さですが、内装にもこだわりが詰まっているんです。鹿の木製や、メニュー表も感覚を刺激されるスタイリッシュなデザイン。そして赤いランプが光るエスプレッソマシンは、世界発の電動ポンプを搭載した革命的マシン、イタリアFAEMA社の E61です。クラシックデザインなマシンの存在感が放たれていて、お店の雰囲気にもマッチしています。
コーヒーメニューは、ドリップコーヒー、アメリカーノ、ロングブラック、エスプレッソ、マキアート、コルタード、カフェラテ、カプチーノ、キャラメルラテ、モカラテ、ホワイトモカ。
ロングブラック、コルタードとは聞き慣れないメニューですよね。ホント、エスプレッソドリンクにはバリエーションがたくさんあって分かりづらいですよね…。さっそくご説明しましょう!
「ロングブラック」とは、分かりやすく言えばエスプレッソのお湯割です。同じお湯割りで「アメリカーノ」というものがあり、「アメリカーノ」はエスプレッソを抽出したらそれをカップに入れてすぐにお湯を注ぎます。一方「ロングブラック」は、お湯で割るという点は同じですが、「アメリカーノ」がカップにエスプレッソを入れてからお湯を足すのに対して、「ロングブラック」は先にカップにお湯を入れてからエスプレッソを後に追加するために、ドリンクの作成順序が逆になります。
作成順序が逆になって何が変わるの?とお思いの方も多いと思いますが、実際に飲み比べすると全然味が違います。「ロングブラック」だと、コーヒー豆の油分やタンパク質に由来する甘さの元であると言われている「クレマ」が多く残り、香りと味がより強くなります。オーストラリアやニュージーランドで好んで飲まれています。
「コルタード」は、エスプレッソにスチームドミルクを注いだエスプレッソドリンクで、牛乳とエスプレッソの比率は1:1です。牛乳はスチームドミルクを使用します。
以前、ラテ、カプチーノ、マキアート、フラットホワイトの違いを紹介した動画で、フラットホワイトも牛乳(スチームドミルク)とエスプレッソの比率が1:1と書きました。
https://youtu.be/LS5l5eR0slE
厳密に言えば、フラットホワイトのほうが牛乳(スチームドミルク)の比率が高く、この「コルタード」はフラットホワイトよりエスプレッソの量が多いのが一般的です。
エスプレッソの比率が多い順に、
コルタード
フラットホワイト
ラテ
となります。
ちなみに、アメリカの西海岸にあるブルーボトルコーヒーや、リチュアルコーヒーロースターズがグラスに飲み物を入れて「ジブラルタル」という名前で提供したのがはじまりで、アメリカ西海岸では「コルタード」のことを「ジブラルタル」と呼んています。
閑話休題。
今回頂いたのは、ドリップコーヒーのパプアニューギニア。
抽出しているところがガラス窓から見え、オシャレな外観とバリスタのお兄さんがとてもカッコいい!待ち時間もワクワクしますよ。頂いたパプアニューギニアは、メニューには
「深みのあるしっかりとした味わい」「フレンチロースト」と書かれていましたが、いい意味でフレンチローストらしい強い苦味がそれほど主張せず、優しい上品な酸味が特徴的で、飲みやすいコーヒーでした。
美味しかったかどうか、は、動画を見てもらえればすぐ分かりますよ(笑)。
コーヒースタンドで、店舗は小さいですが、バリスタさんとの距離が近く、気軽に会話ができます。和やかな雰囲気のバリスタさんだったので、自分が出演する舞台のチラシもお渡ししたりしながらコーヒー談義に花を咲かせました。駅からも近いので、目黒川散策がてら、寄ってみてはいかがでしょう?コーヒー片手にお散歩は、気持ちいいですよね〜!
Bubbles Chill COFFEE
住所:東京都目黒区東山3-13-1 S.Sビル 1F
営業時間:8:00~20:00
◆チャンネル登録はこちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCaZkHXBb4oTQ4LJt-se-GcA
◆ツイッター
https://twitter.com/kyakyao3
◆インスタグラム
https://www.instagram.com/kyakyao3/
◆TikTok
https://vt.tiktok.com/hobMY2/
#10秒コーヒー
バリスタ 意味 在 藤間あやか Youtube 的精選貼文
東京メトロ丸ノ内線・西新宿駅から徒歩4分。JR新宿駅からだと少し歩きます。東京都庁や超高層ビルが立ち並ぶ西新宿のビル街の一角、新宿野村ビルの地下一階にひっそり佇む名店は、オーストラリア出身のポール・バセット氏がプロデュースするエスプレッソカフェです。オーストラリア出身のポール・バセット氏は、コーヒー界の天才児と称され、25歳でバリスタ世界チャンピオンになりました。以前は銀座、自由が丘にも店舗がありましたが閉店。現在は、ここ新宿店の他に、渋谷ヒカリエにある、パティシエ辻口博啓氏とのコンセプトのカフェ「LE CHOCOLAT DE H / Paul Bassett」があります。
渋谷ヒカリエの店舗にも伺ったことがあるのですが、渋谷ヒカリエの店舗と比べると、ここ新宿店は店内が広々していて座席数も多く、客席がとても開放的。ちなみにこの空間は、隣接する店舗「PIZZA SALVATORE CUOMO & BAR 新宿」と繋がっているため開放感溢れるのも頷けます。椅子やテーブルは木が印象的で、大きな木製テーブルが存在感を放っていました。
今回いただいたコーヒーは、ブレンドをエアロプレスで。
エアロプレスは2005年に開発されたコーヒーの抽出方法の一つで、見た目が大きい注射器のような器具を使います。エアロとは空気という意味。プレスとは圧力をかける、という意味です。その名の通り、空気の力を利用して圧力をかけて抽出するので、エスプレッソのようなコクがあり、ドリップやフレンチプレスなど他の器具とはまた違った味を引き出すことができます。
こちらでいただいたブレンドは、フルーティーな華やかさのある明るい酸が特徴的でした。豆本来の味を崩さないよう、焙煎度合いはそこまで深くしていない様子。
ドリップの金額プラス100円でゲイシャ種がたのしめるそうで、この価格帯でゲイシャ種をいただけるのはお手頃価格なので、気になりました。
ここPaul Bassettは多くの珈琲人を輩出していることでもとても有名です。Fuglen Tokyoの小島賢治氏、ONIBUS COFFEEの坂尾篤史氏、そして、今回いただいたエアロプレスの世界チャンピオン、PASSAGE COFFEE佐々木修一氏も皆、Paul Bassett出身です。
優秀なバリスタ、ロースターを輩出するポール・バセット氏の育成術も興味深いポイントです。
西新宿の高層ビル街の雑踏の中、広々とした空間で思いっきり美味しいコーヒーを飲みながら仕事、なんてちょっと贅沢ですね。
Paul Bassett 新宿店
住所:東京都新宿区西新宿1-26-2新宿野村ビルB1F
営業時間:7:30~20:30
土曜日 8:00~20:00 日曜祝日 9:00~19:00
◆チャンネル登録はこちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCaZkHXBb4oTQ4LJt-se-GcA
◆ツイッター
https://twitter.com/kyakyao3
◆インスタグラム
https://www.instagram.com/kyakyao3/
◆TikTok
https://vt.tiktok.com/hobMY2/
#10秒コーヒー
バリスタ 意味 在 藤間あやか Youtube 的最佳貼文
突然ですが問題です!さいたま新都心のコクーン1 東館2階にスペシャルティコーヒーを扱うチェーン店があります。何というお店でしょう?
チェーン店でスペシャルティコーヒーを提供するお店は少ないので、お店の名前がすぐに出てこない方も多いかと思います。正解は「エクセルシオール カフェ バリスタ」です。「エクセルシオール カフェ」はドトールが展開するチェーン店として有名ですよね。新たに「エクセルシオール カフェ バリスタ」というお店が全国に約30店舗展開されています。
現在は「エクセルシオール カフェ」という名称ですが、実は「エクセシオール カフェ」というお店もかつて存在していました。看板がオレンジ色でロゴも違ったので外見で間違えることがなかったのですが、カタカナ表記だと「エクセルシオール」と「エクセシオール」なので混同してしまいますよね。「エクセルシオール」がイタリア系カフェ、「エクセシオール」がフランス系カフェ、というコンセプトの違いがありました。ただ、現在は「エクセシオール カフェ」はなくなってしまったようです。また、ドトールコーヒーのブランドだけでも、この「エクセシオール カフェ」や「カフェ コロラド」、スペシャルティコーヒーと日本のコーヒー文化の融合をテーマにした「カフェ レクセル」など多岐に及びます。それだけドトールコーヒーが日本における巨大コーヒーチェーンであることが伺えますよね。(ドトールコーヒーだけでも全国1100店舗の展開。業界最多だそうです。)ついでにドトールコーヒーに関するトリビアを一つ。ドトールコーヒーショップ1号店は1980年に原宿駅前の表参道に開業しましたが、実はドトールコーヒーとしてのお店第一号は、1972年に横浜に出店した「カフェ コロラド」なんだとか。
閑話休題。
今回訪れたお店「エクセルシオール カフェ バリスタ」に話を戻しましょう。
店内の雰囲気はスタイリッシュで、壁にはコーヒーに関する絵が所々に飾られています。「価値ある時間(とき)」がコンセプト。その名の通り、友人とゆっくりお話をする時間や一人でゆっくり過ごす時間が、心地よく感じられる空間でした。メニューはフレンチトーストやサンド、パスタやケーキ、そして、フード、アルコール類もあり、とても充実していました。
本日のスペシャルティコーヒーは、「エチオピア モカ イルガチェフェ ウォッシュド」。産地が「エチオピア共和国」の「イルガチェフェ村」、精製方法が「ウォッシュド(水洗)」のコーヒーという意味です。(「モカ」とは、アラビア半島南西端にあるイエメン共和国の都市名ですが、17世紀頃、イエメンの「モカ港」から多くの珈琲豆の輸出が行われ、対岸にあったエチオピア産の珈琲豆もここから輸出されていたことから、現在でも、イエメン産、エチオピア産のコーヒーを「モカ」と称するようになり現在もこの名前が「ブランド名」として使われています。)
他のブレンドのコーヒーと比べると少し値段は高くなりますが、コーヒーの競技会「ジャパンバリスタチャンピオンシップ」に参加されている、厳しい訓練を積んだバリスタの方が一杯一杯丁寧に、ハンドドリップで淹れてくれるので、この値段で気軽に楽しめるのは嬉しいですね!エチオピアのイルガチェフェ特有の圧倒的な果実味とストロベリーのような香り、バニラやプルーンのような甘み、そして、柑橘系の綺麗な酸味が感じられ、更に、ウオッシュドらしく、とても澄んだカッピングです。全国に展開されているチェーン店でこのクオリティのスペシャルティコーヒーが頂けるとは思っていなかったので、感動も一入で、「価値ある時間」を過ごさせて頂きました。
皆さんも、手軽に特別なコーヒーを楽しめる「エクセルシオール カフェ バリスタ」に行ってこのスペシャルティコーヒーを味わって頂きたいです!ブラックが苦手、という方は、バリスタさんがラテアートをしてくれるそうなので、エスプレッソとミルクでカプチーノなどいかが?
エクセルシオール カフェ バリスタ コクーンシティさいたま新都心店
住所:埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4‐267‐2 コクーン1ー2F
営業時間:9:30~22:30
◆チャンネル登録はこちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCaZkHXBb4oTQ4LJt-se-GcA
◆ツイッター
https://twitter.com/kyakyao3
◆インスタグラム
https://www.instagram.com/kyakyao3/
◆TikTok
https://vt.tiktok.com/hobMY2/
#10秒コーヒー
バリスタ 意味 在 バリスタとはどんな仕事?バリスタでありカフェオーナーの僕 ... 的推薦與評價
コーヒーを飲んでくれる人がいてこその バリスタ 。美味しいコーヒーをつくって「伝えていく」ことに 意味 がある仕事だと思います。楽しいよ。 ... <看更多>