フェルナンド・ホセ・トーレス・サンス(Fernando José Torres Sanz, 1984年3月20日 - )は、スペイン・マドリード州フエンラブラダ出身のサッカー選手。Jリーグのサガン鳥栖所属。元スペイン代表。ポジションはフォワード。
幼少時代からサッカーに興味を持ち、5歳の時にパルケ84(Parque 84)というクラブチームに入団。父親がアトレティコ・マドリードのサポーターで、その影響でトーレスもアトレティコのファンとなった。当初のポジションはゴールキーパーだったが、7歳でフォワード転向。すぐに才能を開花させ、当時2部だったアトレティコ・マドリードの下部組織に入団した。
2000-01シーズン、16歳でトップチームに昇格。ゴールこそ少なかったがチームは翌シーズンに1部昇格を果たした。
2002-03シーズン、バルセロナとの初対戦でゴールを決めるなど、合計11得点の活躍を見せる。その後もゴールを重ね、ニューカッスル、チェルシー、リヴァプールといったプレミアリーグ勢からオファーが殺到。
2007年6月30日、アトレティコはウルグアイ代表ディエゴ・フォルランを獲得。これがトーレスの交渉を後押しし、約2000万ポンド(30億円)でリヴァプールFCに移籍した。
2007-08シーズン、同じスペイン人のシャビ・アロンソやペペ・レイナのサポートを受けてすぐチームになじんだ。計29得点を記録し、初年度にしてマイケル・オーウェンの1シーズン最高得点数を上回る結果を出し、イングランド挑戦1年目の外国人の最多得点記録を樹立。FIFPro(世界ベストイレブン)にも選出された。
2011年1月31日、チェルシーFCと5年半契約。移籍金は5000万ポンドと報道されているが公表されていない。2月のデビュー戦から初ゴールをあげるまで、903分間(約10試合)もの時間を要した。これはクリス・サットンの記録を抜いて、クラブワースト記録となった。
2年目のシーズン、クラブの不調で監督交代しながらも、FAカップとチャンピオンズリーグの2冠を達成。特に準決勝バルセロナ戦2legでは、終了間際に劇的な独走ゴールを決めて話題となった。
2014年8月29日、リヴァプールFCに移籍したマリオ・バロテッリの後釜として、ACミランへ2年間のレンタル移籍。本田圭佑らとともに夢の陣容と期待されるが10試合1ゴールに終わった。
2014年12月29日、古巣アトレティコ・マドリードに復帰。1月7日、国王杯レアル・マドリード戦で2得点をあげすぐさま結果を出した。
2018年4月9日、出場機会は少ないながらヨーロッパリーグ制覇に貢献。シーズン終了前に退団を表明した。
2018年7月10日、Jリーグのサガン鳥栖へ移籍。決断した理由について「この数ヶ月間、様々なクラブからオファーがあった。ただ、一番最初に関心を示してくれたのが竹原社長であり鳥栖だった。僕にとってはこれが一番重要なことだった」と語っている。背番号は9に決定。
スペイン代表では110試合38ゴールを記録。特にユーロ2008、2012では優勝に大きく貢献。ダビド・ビジャやシャビ、ブスケツらと息の合った連携を披露した。特に2008決勝でシャビのスルーパスに抜け出し、フィリップ・ラームを翻弄した決勝点は今でも語り草となっている。
Music Slylike - FyMex - Flashback / DAWN - Wawe / Surve God - That Feeling.
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