私たちが日頃お世話になっている発明品の中には、うっかり発見されてしまったものもあるんです。電子レンジからアイスクリームのコーンまで、私たちの生活を変えた発明エピソードをご紹介しましょう!
人生は計画通りにはいきません。でも怪我の功名ということわざの通り、うまくいくこともたくさんあります。アメリカの化学者ロイ・J・プランケットがデュポン社の冷蔵庫の安全性を高める研究をしていた時、非反応性を持つ、物のくっつかない、あらゆる温度に耐える物質を発見します。それが今日のテフロン。ジョン・ペンバートンは頭痛薬を考案しようとしていた薬剤師。彼はコカの葉とコーラ・ナッツというたった二つの材料からなるシロップを考案します。これがうっかり炭酸水と混ぜられた結果、大ヒットに。スペンサー・シルバー博士は3Mで働く化学者。超強力接着剤を発明しようとした彼が作り出したのは、真逆の弱い糊。紙を支えることしかできない代わりに長持ちする粘着性を持ったこの糊こそ、今日私たちが知る、ポスト・イット。最初の抗鬱薬は1957年、結核の薬を開発する過程で発見されました。1895年、ヴィルヘルム・レントゲンがうっかり電子ビーム管の前に手を置いてしまうと、固体や人体を影として写すレントゲン写真が生まれたんです!
タイムスタンプ
マッチ 0:41
テフロン 1:40
ポテトチップス 2:31
アイスクリームのコーン 3:22
コカ・コーラ 4:11
ポストイット 4:55
安全ガラス 5:49
加硫ゴム 6:22
プラスチック 7:13
抗鬱薬 8:01
ペースメーカー 8:27
抗生物質 8:55
X線 9:36
接着剤 10:05
電子レンジ 10:40
概要
- イギリスの薬剤師ジョン・ウォーカーは彼が薬剤を混ぜるのに使用した木のヘラに、着火性の物質が付いていることを発見
- アメリカの化学者ロイ・J・プランケットは冷蔵庫の安全性を高める過程で非反応性を持ち、物のくっつかない、あらゆる温度に耐える物質を発見
- ニューヨークのシェフジョージ・クラムは客のクレームに対処するためにポテトの調理の仕方を変えてしまった
- 1904年セントルイス万博のアイスクリーム屋台は器切れを起こし、代わりにワッフルを器として使用した
- 薬剤師のジョン・ペンバートンは頭痛薬を開発する過程でコカの葉とコーラ・ナッツを材料とするシロップを発明
- 3Mで働く化学者は超強力接着剤の代わりに粘着性の紙を発見
- フランスの化学者エドワール・ベネディクトゥスは机から落としたのに割れなかったビーカーの中に薄い液体プラスチックの膜を発見
- チャールズ・グッドイヤーはゴムと硫黄を混ぜ、誤って加熱。これが後の加硫ゴム
- プラスチックはシェラックの代替物として開発されたが、シェラック以上のものだった
- 結核の薬を作る過程で最初の抗鬱薬が発見されたのは1957年
- ウィルソン・グレートバッチは心音記録用の装置に誤った電子部品を入れ、ペースメーカーを発明した
- スコットランドの化学者アレクサンダー・フレミングは散らかった研究室に生えたカビがシャーレの細菌を殺していることを発見。ペニシリンの発明によって無数の命を救った
- ヴィルヘルム・レントゲンは1895年、うっかり電子ビーム管の前に手を置きレントゲンを発明した
- 1942年、コダックの研究員であったハリー・クーヴァーは銃の照準用の透明プラスチックの開発中、何でもくっつけてしまう物質を発見
- 海軍のレーダー技師だったパーシー・スペンサーはマイクロ波を放出するマグネトロンの近くでポケットの板チョコがドロドロに溶けることに気づき、1945年電子レンジを発明
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声の提供
緋乃司 さくらい声優事務所
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