群馬県にある富岡製糸場の西置繭所と旧韮塚製糸場の保存整備工事が終了し、今、一般公開されています。
●富岡製糸場 西置繭所
世界遺産、富岡製糸場の西置繭所は、1872年に建てられた繭の貯蔵庫で、2015年から2020年の4月まで保存整備工事が行われていました。
2020年10月のグランドオープンに先駆け、6月末まで先行公開され、2日から6月7日までは、事前に予約した市民が対象です。
生糸の生産に使われた道具や工女の暮らしにまつわる資料などが展示され、5か国語に対応する音声ガイドを聞きながら、操業当時の雰囲気や歴史を感じることができます。
6月8日からは、電話で予約すれば市民以外でも見学できるということです。
●旧韮塚製糸場
また、富岡製糸場の正門前にある旧韮塚製糸場は、富岡製糸場の設立に尽力した韮塚直次郎が1876年に創業したもので、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2カ月遅れてオープンしました。
明治初期に建てられた民間の器械製糸場としては、県内で唯一現存する建物で、2017年度から2020年の3月まで保存整備工事が行われました。
繭を煮る際に出る蒸気を外に逃がすための「越屋根」を復元させ、操糸器が設置されていた跡を見ることができるよう床にはガラスがはめられています。
このほか、観光案内所も併設し、市内観光の拠点としての役割も担っています。
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