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#tenjinbashisuji #tenjinbashisujishoppingstreet #天神橋筋 #天神橋筋商店街美食 #大阪必吃 #大阪必買 #玉出超市

Hello大家好, 我叫阿Tsar, Hello, everyone

上一條影片我介紹给大家全日本最長的商店街 In the last video, I introduced the longest shopping street in Japan

就是位於這裏大阪天神橋筋商店街, 全場是2.6公里 It is located here in Osaka Tenjinbashisuji shopping street, it last 2.6 km long

相等於三分之二的彌敦道長度, 上次我介紹了1 2 3丁目, 2/3 of Nathan Road long

今次介紹456丁目, 這裏附近有好多平價酒店 This video is introducing 456chome, there are many budget hotels nearby

離開梅田市區兩三個站, 4丁目最近兩個車站就是天満駅Tenma、地下鐵扇町駅Ogimachi Leaving 2 to 3 stations from Umeda.The nearest 2 stations for 4chome are Tenma Station n Subway Ogimachi Station

這條街的賣點就是食店超級平, 還有一間平絕大阪開24小時的超市 The selling point of this street is that the restaurant is super cheap n there is a supermarket that opens in Osaka for 24 hours

這間超市真是要行李箱來， Highly recommend to come with a suitcase

每天舉辦以震撼價「1円」(0.07HKD)的大特價出售指定產品 Designated products are sold at a special price of "1 yen" (0.07HKD) at a shocking price everyday

壽司由百幾yen去到三百幾yen即是廿幾HKD， Sushi charges from hundred yen to 3 hundred yen which is 20 HKD

除了特價品之外, 其他貨品種類非常多, 還要超級超級便宜 Other than specials products, there are many other types of goods also super cheap

若說道頓崛就是遊客的美食天堂, 天神橋筋就是超級街坊價的食街 If it is said that Dotonbori is a food paradise for tourists, Tenjinqiaojin is a super food street for locals

而且不用跟遊客迫排隊, 因為這裏真是本地人的美食遊樂園 No need to line up with tourists, because this is really a local food amusement park

打頭炮有一間叫鍋家的一人鍋餐廳, 90分鐘放題 1490Yen(107HKD) 1st to introduce this 90 minutes buffet in 1490Yen (107HKD)

如果你要靚些的豚肉部分,给多少少錢1880yen(135HKD) If u want to have better pork,pay more for 1880yen (135HKD)

十種以上的蔬菜, 六種不同的湯底, 四歲至九歲小童半價 More than ten kinds of VG, 6 different soup bases n half price for children aged 4 to 9

三歲以下是免費, 你們會問好不好食呢? Under 3 years old is free, will you ask if it is good or bad?

我當然再幫你做了資料搜集啦, 在日本權威的飲食網站Tabelog得到3.41分 Of course, I did research for u, n they got 3.41 points on Tabelog

這個是物有所值的分數, 所以大家可以食得放心。 This is a value-for-money score, so everyone can eat with confidence.

不好吃就不會介紹給你們, It will not be recommended to u if it is not worthy

這間是洋食來的, Tabelog是3.58分, 非常高呀 This Yōshoku restaurant have very high 3.5points in Tabelog

平均800幾yen就有一個套餐, 生蠔、炸蝦、炸豬扒、焗牛扒 An average of 800 yen has a set meal, oysters, fried shrimp, fried pork steak n beef steak

這些材料都不是廉價貨, 但是街坊價錢喎 Those are not cheap dishes, but the price are cheap

我看到Tabelog食客寫的評語, 盛讚這裏的服務非常好 I saw the reviews written by Tabelog diners, praised the service here is very good

所以大家如果想吃日本洋食, 可以來這裏試下 So if u want to eat Yōshoku, u can try it here....

請用片右下角調4K睇片。

みなさん、こんにちは、私の名前はああツァーです。

最後の動画では、日本で一番長い商店街を紹介します

ここは大阪天神橋筋商店街にあり、観客全員が2.6キロ

ネイサンロードの長さの3分の2に相当します。前回、1 2 3丁目を導入しました。

今回は456丁目をご紹介します、近くに格安ホテルがたくさんあります

梅田市に2〜3駅、4丁目から2駅が最寄りの天満駅・天満駅・地下鉄扇町駅

この街のセールスポイントは、レストランがスーパーフラットで、大阪に24時間営業のスーパーがある

このスーパーマーケットは本当にスーツケースが欲しいです、

指定商品は毎日「1円」（0.07HKD）の特別価格で販売されています

寿司は数百円から300円、20香港ドル、

スペシャルに加えて、他にもたくさんの種類の商品がありますが、超超格安です

ダンジュが観光客の食の楽園だといえば、天神橋神はスーパーストリートフードストリートです

これは地元のフードアミューズメントパークなので、観光客と並ぶ必要はありません。

頭大砲にクオジアという一人称のレストランがあり、90分で1490円（107HKD）

おかゆをもっと食べたいなら1880円（135HKD）くらい

10種類以上の野菜、6種類のスープベース、4〜9歳の子供向けの半額

3歳未満は無料ですが、いいのか悪いのか聞いてみませんか？もちろん、私はあなたのためにデータ収集をしました、そして私は食べログで3.41ポイントを得ました

これはお得のスコアなので、誰もが安心して食べられます。

美味しくないと紹介されませんが、

これは外国の食べ物です、食べログは3.58ポイントでとても高いです

定食、牡蠣、海老フライ、ポークステーキ、焼きビーフステーキが平均800円

これらの材料は安価ではありませんが、近所の価格

食べログ屋さんのレビューを見て、サービスがとても良かった

日本食が食べたいならここで

ここには美容室もあります。ヘアカラーは3500円（251hkd）です。フラットか高価かはわかりません。

とりあえずこの必要はないので、高齢者がいれば治療に行けます

私は自分で買い物に行き、2時間後にここに集まりました。

鶴橋一樹は60年以上前に開業し、大阪には20以上の支店があります。

食べログで有名なお好み焼きは3.37点

お好み焼きは関西風で、方法は比較的簡単です

まず具をとり、鉄板にのせて両面を焼く。

広島焼きはもっと複雑で、広島焼きはより多くの材料を使い、

さらに、材料は通常、焼きそばと一緒にゆっくり重ねる必要があります。

不十分な調理、日光を緩めるのは簡単です、テキストは焼かれますもんじゃ焼きは関東の食品法です

材料を鉄板の上に置き、調理後、ソースを真ん中に入れて2滴または3滴を分離し、この有名なWANAKAたこ焼きは、2016年にミシュランガイドに認定されています
七福神の串の多くは100円で地元で大人気。

最初は私は壮大で自由だったと思いました

しかし、私は私の友人と家庭教師を助けなければなりません、

今日私のビデオが好きかどうかわかりません

必要に応じて、サポートを示すために絵文字を残すことを忘れないでください

サブスクリプションを共有して、もう一度いいね！

次の映画をダンプしてみましょう。私にはまだたくさんのノーカットの日本映画があります88。


一日中たくさんの人でにぎわい、ここにダイソーがある

この寿司レストランは、セントラルマーケットからの毎日のシーフードの直送を強調しています。

いよいよ天六丁目で、ようやく座って食べられます

七丁目はやらないのでゆんぐり寿司125円1VCD大


大阪では誰も知らないたこ焼き店チェーン「たこ焼き」

明太子、サラダドレッシング、かつお醤油、ねぎなどの味が特徴です。

発売時期は、支店・季節により異なります。

最もフラットな450円（32.3hkd）には8つのカプセルがあり、美味しくて美味しいです。

御膳というお店がたくさんあり、お弁当1箱368円（26.4hkd）
他のすべてのサラダと料理は、180円（13hkd）です。

日本語で「弁当」と書いてあるのは、持ち運びに便利な食べ物です。

日本のお弁当は「色、形、味」を重視

「弁当」は中国の南宋時代の言葉で、便利さと便利さを意味します。

その発展以来、日本は異なる状況で異なる弁当を持っているでしょう

日本人が桜とカエデの葉を楽しみに行くと、フラワーランチがあるようです

お弁当を桜風に、桜色の食べ物にしていきます。とても詩的

茶道には最高の懐石弁当が登場

お正月には、お祭りの弁当があり、通常の弁当よりも文化的な色をしています。
大阪に24時間営業の翡翠スーパー「たまで」をなんばで紹介したのを覚えています
中には1階あり、上下に2階あり、なんばの3倍から4倍くらい大きい
大阪には35の支店があり、そのうち25は24時間営業しています。

#橫濱橋通商店街 #鯛魚燒 #炸物天婦羅 #酔来軒 #大阪燒 #串燒
#yokohamabashi #東京橫濱 #橫濱商店街 #橫濱市營地下鐵

位於橫濱阪東橋一帶的「橫濱橋商店街」,盡享日本日常佳餚, 比起京都錦市場、大阪黑門市場，橫濱人的廚房ー「橫濱商店街」少了較少商業色彩，集結小吃、超市、拉麵店⋯，不僅多選擇、平價，也能更貼近日本在地生活。除了道地的日式銅板小吃之外，也聚集了不少韓國食材專賣店、人氣廣東料理餐廳。是個帶有異國色彩的商店街。

橫濱橋商店街設有屋簷，就算下雨也能盡情享受購物的樂趣，物美價廉的商品琳琅滿目。不論是柑仔店、魚攤、肉攤、賣小菜的店、和菓子店等食品店面，或是生活雜貨店、服飾店、花店、藥局等日常生活用品，應有盡有，因此相當受到當地人喜愛。

天婦羅、鰻魚飯、壽司、蕎麥麵等日式料理以外，也有韓式、泰式、中華料理等各國佳餚的餐廳，每間都實惠美味，大部份店面還能外帶。


位於橫濱市營地下鐵阪東橋站，由1A出口出來後直走，到大十字路口後，右手邊即為商店街的入口。「橫濱橋商店街」作為市井小民們的廚房，蔬果魚肉等食材自然是不能少的。便宜的零售店也是商店街的特色魅力，有機會也來和當地人一起搶便宜吧！接下來就來看看橫濱橋商店街的特色店家。琳瑯滿目的串燒一字排開，讓人忍不住口水直流。所有串燒是在後方的廚房內現烤，新鮮又好吃。且價錢都相當親民，一串都只要日幣90元，百元銅板有找。店內人氣商品為烤雞腿肉串（もも）、烤雞皮（かわ）、烤雞肉丸子（つくね）。雞腿肉肉質軟嫩、雞肉丸子美味多汁、雞皮則Ｑ彈有咬勁，配上燒烤醬更是畫龍點睛。除了燒烤，炸物也是日本日常生活中不可少的美食。日式小菜專賣店。這裡擺列許多馬鈴薯燉肉等蔬菜燉物及炒類小菜等日常生活中樸素家庭料理。漬物是日本人的餐桌上不可欠缺的配菜。

位於商店街中央位置的栃木屋，每天提供香氣四溢的炸物和天婦羅。人氣商品為可樂餅，一個日幣60元。肚子餓時來一個可樂餅，既方便又美味。名為「仙台（せんだい）」的豚骨拉麵專賣店，一碗日幣680元在拉麵界算是相當實惠的價格，常常用餐時間還沒到就擠滿了人。拉麵有醬油、鹽味、味噌、辣味噌四種口味可以選擇，圖中為味噌口味。超平價的平民美食鯛魚燒。外皮非酥脆口感，卻是能以銅板價解決嘴饞的王道小吃。這一帶因為有不少移民聚集，因此也開了許多韓式料理專賣店。店內除了道地的韓式料理，也有許多韓國進口的食材和調味料。五花八門的韓式泡菜，若是旅遊途中想來點重口味的刺激，不妨來嚐嚐道地的韓國泡菜。位於商店街另一側出口旁的廣東料理店「酔来軒」，是這一帶的超人氣餐廳。不少人來過一次就成為常客，用餐時間常常要等半小時以上。店內招牌菜單「酔来丼」，一碗只要400日圓！以日本的物價來說簡直是物超所值，怪不得抓住這麼多饕客的心啊！

另外加日幣200元即可加點升級套餐，有炒飯、拉麵、餛飩三種選擇，只要花日幣600元就能飽餐一頓。半熟的荷包蛋配上店家自製的粵式叉燒，再淋上特製的微嗆醬汁，簡直是絕配！位在商店街旁的金刀比羅大鷲神社，每年11月會舉辦盛大的「酉之市」祭典，屆時商店街將會被攤販和人潮擠得熱鬧無比。若時間允許，務必要來體驗一下祭典的熱鬧氣氛。

下次來到橫濱，記得把商店街也排入行程內。

離橫濱橋通商店街的最近車站為橫濱市營地下鐵的阪東橋站。搭乘地下鐵也能從橫濱站、觀光景點「港未來」附近的櫻木町站、橫濱中華街附近的關內站等地方前來。從橫濱站前來大約需要8分鐘。
在阪東橋站下車後，出了票口網左手1號A出口方向走。

請用片右下角調4K睇片。

横浜栄駅橋エリアにある「横浜橋商店街」では、毎日の日本料理を楽しめます京都鎌倉市場や大阪黒門市場に比べて、横浜のキッチンー「横浜商店街」は、商業色が少なく、軽食を集めています。スーパーやラーメン店は選択肢が多いだけでなく、安くもあり、日本に近い場所にあります。日本式の銅板スナックに加えて、多くの韓国料理専門店と人気の広東料理レストランもあります。エキゾチックな色の商店街です。

横浜橋商店街には屋根があり、雨が降っても買い物を楽しむことができ、手頃な価格の幅広い商品が見つかります。柑橘類の店、魚の屋台、肉屋、小さな野菜を売る店、果物屋、または毎日の食料品店、衣料品店、花屋、薬局、その他の日用品であっても、地元の人々の間では非常に人気があります。 。

天ぷら、イカ飯、寿司、そばなどの日本料理に加えて、韓国料理、タイ料理、中華料理などのレストランがあり、それぞれ手頃な価格で美味しいです。

誠に勝手ながら、少しばかりゴーヤちゃんぷる～の話をさせていただく。
　僕が初めて彼を口にしたのは、確か、そう小学生の頃だ。クラブ活動の打ち上げで行った居酒屋のメニューで出てきた。
　僕を含めた子供たちがやれ唐揚げだ、やれポテトフライだのを口に放り込む中、ビールジョッキ片手に顔を赤らめる大人達は次々にゴーヤちゃんぷる～を箸でつつくもんだから、憧れの気持ちもあってか一口食べてみたのだ。
　結果は文字通り苦い経験となった。今思い返せば、味付け自体が酷かったようにも思えるが、詰まるところ当時の僕の舌はゴーヤを「食べ物」と認識することができなかったのだ。

　それから再び運命の交差が起きるまでには十年弱を要した。

　それは大学２年春のことだった。春といえば何かと酒が付き纏う季節である(僕には年中酒が付き纏っている気もしなくもないが)。
　その日は理性の権化のような存在であるこの僕が珍しくドーパミンに脳を侵され、限界を吹き飛ばして安酒を飲んだ結果、運動機能を見事に停止させていた。まぁ要は“潰れた”のだ。

　結果、僕は駅前の階段に設置されたスロープで、さながら浜辺に打ち上げられた鯨(といってもサイズ的にはスナメリくらいだが)のように倒れ込んでいた。酒に弱い諸君はこうなりたくなければ、自分の酔いレベルを逐一把握しながら、適度に飲むことをお勧めするが、案外こういう経験をしてみるのも人生悪いもんじゃない。深夜というのは思わぬ出会いを運んでくるものだ。

　午前０時過ぎ、駅前広場にはそこかしこで学生が倒れる中、僕は恰幅のいい駅員さんに身体を揺すられて目を覚ました。
「君大丈夫かい？この時間になるとまだ外は冷える。ちゃんと家に帰って寝なさい」
　こんな馬鹿丸出しの学生になんて温かい言葉をかけてくれるんだ、と寝ぼけながらに僕は思った。
「はい、そうします。ご迷惑をおかけしました」
「そんなそんな、謝る必要なんてない。若いもんは反省なんかせずに前見て突っ走るもんだよ。くぅ～若いっていいねぇ。春だなぁ、春だよぉアオハル、青春だねぇ。うんうん」
　僕は軽く一礼をし、とりあえず彼から逃げるように離れた。そして視界に入った自動販売機で水を買おうとしたが、ポケットには財布がなく、代わりに裏面に字の書かれたレシートが入っていた。
「
　　　　　盗難の恐れあり
　　　　　我自宅で引き取る
　　　　手間賃として1000円頂く

p.s 1000円はすでに角瓶へと変ってしまった。
　　　　　　　　　　　　 　竹内」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　僕はもう何も言えなかった。
　とりあえず、部屋の鍵は下宿の下駄箱に入っているし、帰れることは帰れる。ふかふかの布団を求めて僕は甲州街道沿いを歩いた。
　こんな時間だと言うのに、車たちは次々に煌々と光る新宿方面へ走っていくし、歩道には多くの人が歩いている。田畑の広がる田舎出身の僕にとって、こういう景色は上京前、ずっと憧れ続けたものだけれど、同時に故郷が恋しくもなった。

　とそこへ、肌触りのいい春風がどこからともなく吹いてきた。そして僕は溶けそうな脳みそでぼんやり考えた。
『春だなぁ。東京来てもう二年目かぁ。この一年間何してたっけなぁ。遊んでるだけだなぁ。入学早々の勉強意欲は春風に飛ばされちゃったのかねぇ。春だねぇ、春だよぉ』
　すると、風の中には何やら馨しい料理の香りが混じっていた。僕はそれを鼻に通した途端、猛烈な食欲に襲われた。

　思えば酒ばかりでまともに飯を食っていないし、食ったものは全部流れ出てしまった。こんな時間に、塩辛いおかずと白米を食えたらどんなに幸せだろうか。僕は気づけば匂いのする脇道へ足を向けていた。

　こんなところに店なんてあるのか？と思えるほどいたって普通の住宅街がしばらく広がっていたけれど、そのまま小道を進むと突如、南国の雰囲気が漂う商店街が目の前に出現した。近所にこんな場所があるとは知りもしなかった。さらに怪しさ万歳の小さなアーケード街に入ると、いよいよ匂いは近づいてきたが、見たところ営業している店はない。すると、突当りの曲がり角の向こうから、シャッターを閉める音が聞こえた。
　恐る恐る進み、角から顔を出してみると、そこには閉店作業をしているちょっとヤンチャそうな茶髪のお兄さんがいた。歳は見たところ少し上くらいだろうか。彼は視線を感じたのか、鋭い目つきでこちらを見た。対して僕は怯みながら、とりあえず謝ってみた。
「なに？」
　彼は表情を変えずに言った。
「あの」
「なんだよ」
「もう閉めます？」
「見りゃ分かるだろ。なに、何か飲みてーの？」
「いや、食いてーです。すいません」
　僕がそう言うと、彼は黙った。とりあえずもう一度謝ってみた。
　すると彼は閉めたシャッターを半分上げ、「賄いの余りならあるよ」と言った。
「え、いいんですか？」
「別にいいけど。金はもらうよ」
「勿論です、と言いたいところなんですけど、諸事情により財布が今ないんで明日返しに来てもいいですか？」
「お前すごい図々しーな」
「すいません」
「いいよ。明日店に返しに来いよ」
　彼はそう言うと、僕をシャッターの内側へ招き入れた。店内の照明はカウンター以外全て落とされ、店じまいの準備がほとんど整っているようだった。僕はここに来て初めて本気で申し訳ない気持ちになった。とは言えそんな事口にすると余計に怒られそうだったので、料理が出てくるのをただ待った。
　彼は大きな中華鍋に火を入れて少量のごま油を垂らすと、タッパーに入っていたゴーヤちゃんぷる～を取り出し、軽く炒めた。先ほど春風に運ばれてきた匂いの正体はこいつだ。醤油と、これはオイスターソースだろうか。嗅ぐたびに腹が良く鳴る。しかし、ちゃんぷる～を食べるなんて数年ぶりだ。果たして僕は食えるのだろうか。

　一抹の不安を抱えている間にも、ちゃんぷる～の盛られた皿が目の前に置かれ、親切に米とみそ汁まで付いてきた。
　さすが賄いという事もあり、大きなゴーヤの端の部分がごろごろ入っている。思わず苦笑い。
「いただきます」
「どーぞ」
　彼は煙草に火をつけながら言った。
　そのちゃんぷる～は本当に、とんでもなく美味かった。豚バラ肉の甘い脂と半熟の卵がゴーヤの苦味を包み込み、一体感のある旨味になって広がっていく。喉を通った後には、口の中にごま油とオイスターソースの余韻が広がった。あまりの美味さに「美味い」と口に出てしまうほどだった。苦みが美味いとはこういう事かと思い知らされた気分だった。
「お前変な奴だな」
「でもお兄さん、このゴーヤちゃんぷる～ほんとに滅茶苦茶美味いですよ。食います？」
「いらねーよ」
「すごい才能お持ちですよ。こんなに美味いちゃんぷる～作れる人世の中そうそういません」
「そんな事言えるほどお前ちゃんぷる～食ってねーだろ」
「それは確かに言えてますね。沖縄県の方ですか？」
「ちげーよ」
「じゃあどちら出身？」
「教えねーよ」
　腹が減っていたこともあり、僕は夢中になってちゃんぷる～を食べた。それはまさに至福の時間だった。そこからの記憶はどこかあやふやで、気づけば僕は自分のベッドに横たわり、時刻は１４時過ぎになっていた。また一日を無駄にした気分に襲われた。
　僕は熱いシャワーを浴びた後、服を着替えて歯を磨き、自転車に跨って竹内の家に財布を取りに行った。そして１コマ授業に出た後、帰りがけにあの商店街へ寄ってみた。そこには昨日(正確には今日だが)の怪しい雰囲気は一切なく、ほのぼのとした下町の雰囲気が広がっていた。そしてアーケード街の例の店へ行くと、店内では若い女性二人が彼氏に対する不満を述べながらタコライスプレートを食べている姿があった。
「はいいらっしゃい」
　カウンター内にいた白髪交じりのおじさんは、僕に気づくと優しい笑みを見せて席へ案内してくれた。
「あの、昨日の深夜ここでゴーヤちゃんぷる～をいただいたのですが、諸事情によりお金が払えなかったので、今払いにきました」　
「あーそうなの。宮島君かな？目つきの悪い」
「はい、目つきの悪い人でした。今日出勤されます？」　
　すると彼は笑った。
「宮島君昨日が最後の出勤日だったんだ」

　僕はその後おじさんの作るゴーヤちゃんぷる～を食べた。それはそれで大変美味いのだけれど、やっぱり宮島兄さんの作るちゃんぷる～は格別だった。

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