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現役ドライバーが選ぶ史上最高のエンジンサウンドは？
野獣の咆哮にも似たエンジンサウンドは今も昔もモータースポーツにおける大きな魅力のひとつ。
現役ドライバーたちも惚れ込む最高のサウンドを持ったエンジンとは？
1989年にMcLarenが搭載したHonda V10は史上最高のエンジンサウンドのひとつと賞される
MCLAREN
ピットレーンに漂うクラッチやラバーの灼けた匂い、削ぎ落とされたレーシングカーのルックス、そして腹の底に響くかのようなエンジンサウンド。こうした五感を刺激する要素こそ、モータースポーツの魅力の本質と言えるだろう。
では、モータースポーツにその人生の大半を捧げてきたレーシングドライバー自身にとって、魂の最も深い部分を震わせるサウンドを放出するエンジンはいったいどのようなものなのだろう？
我々はこの素朴な疑問をエマニュエル・ピッロ（ル・マン24時間レースを5度制したレジェンド）、アンディ・プリオール（WTCCチャンピオン）、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ
（DTMおよびフォーミュラE参戦中）、ティミー・ハンセン（ワールドラリークロス選手権のトップドライバー）といった現役ドライバーたちに尋ねてみた。
彼らが選んだ最高のエンジンサウンドをチェックして、自分のお気に入りのエンジンサウンドをページ下部のフォームから投票してみよう。
2003年バサースト1000kmでV8エンジン搭載のHolden Commodoreをグレッグ・マーフィーがドライブする様子を以下の映像でチェック！
この予選シュートアウトの彼のアタックはオーストラリアのレースファンの間で「ラップ・オブ・ザ・ゴッド（神ラップ）」として今も語り草になっている。
2分11秒前後、チェイスコーナーへ向けて全開でアプローチするCommodoreが奏でる強烈なエンジンノイズは最高だ。
僕にとって最も印象に残っているエンジンサウンドは、間違いなく1990年代前半のF1で使用されていたV12エンジンです。
これらのエンジンを搭載したマシンを自分でドライブする機会にはまだ恵まれていませんが、
一生に一度は自分の手でドライブしてみたいものですね。
F1でMcLarenやFerrari、さらにはBrabham（Yamaha）といったチームがV12エンジンを実戦投入していた1991年は、奇妙なことに僕が生まれた年でもあるんです。
とはいえ、重量面でハンデのあるV12勢はV10搭載マシンに押され気味で、すでにF1界での主流ではなくなっていましたが。
そんなわけで、僕はV12エンジンが実際にF1レースを走る姿を見たことがないんです。
でも、往年の名マシンが出揃うイベントなどでそのサウンドを耳にしたことはありますよ。
マシンが目の前を駆け抜けて行く際に、空気全体が震動する様子すら感じられるんです。非常に奇妙な感覚でしたね。
記事引用：https://www.redbull.com/jp-ja/best-engine-noise-big-question
V型10気筒（ブイがたじっきとう）はレシプロエンジン等のシリンダー配列形式の一つで、シリンダーが片バンクに5気筒ずつV字に配置されている形式を指す。当記事では専らピストン式内燃機関のそれについて述べる。V10と略されることが多い。トラック・バスやフォーミュラカーに採用されている。F1では2000年から2005年までF1レギュレーションによりV10が採用されていたが、2006年からはV8が採用されることとなった。(ただし、スクーデリア・トロ・ロッソに関しては2006年も、プライベーターであるという理由によって、エンジンは前年度にミナルディが使用していたコスワース製のV10・3リッターエンジンにリストリクター（吸気制限装置）を装着し、さらに最高回転数を制限されたものを使用した。詳しくは、スクーデリア・トロ・ロッソを参照されたい。）
バンク角
4ストロークのV型10気筒エンジンで、左右のバンクでクランクピンを共有した場合に燃焼間隔が等しくなるバンク角は、72°である。しかしながら、必ずしもこのバンク角が採用されるとは限らない。
F1においては初期には72°が採用されていたが、低重心化等のために90°が採用されることが多くなった。中にはルノーが、旧ベネトン・フォーミュラ時代のB201からR23にかけて採用した、111°という広角バンクの例もある。
市販車でもV10エンジンを搭載した自動車はあるが、各エンジンのバンク角は以下の通りである。
90°：BMW・M5、BMW・M6、ランボルギーニ・ガヤルド
72°：レクサス・LFA
68°：ポルシェ・カレラGT
レース
本田技研工業は1982年にF1用エンジンとしてV10ターボエンジンを試作したが、実戦には投入されなかった。レギュレーションが自然吸気エンジンのみとなった1989年にホンダとルノーがV10エンジンの使用を開始した。1990年にはスポーツカー世界選手権用にプジョーが製作したプジョー・905にV10エンジンが採用された。1991年に開発されたトヨタTS010にもV10NAエンジンが採用されている。
搭載車種
いすゞ・ニューパワー
いすゞ・810
いすゞ・ギガ
いすゞ・スーパークルーザー
いすゞ・ガーラ
三菱ふそう・Tシリーズ（トラクターの一部）
三菱ふそう・Fシリーズ（トラクターの一部）
三菱ふそう・ザ・グレート（トラクターの一部）
三菱ふそう・スーパーグレート（トラクターの一部）
日産ディーゼル・レゾナ
日産ディーゼル・ビッグサム
日産ディーゼル・クレーンキャリアKG66W
日産ディーゼル・クレーンキャリアKL67Y
日産ディーゼル・スペースウィング
日産ディーゼル・スペースドリーム
ヨンケーレ・モナコ
日野・HE
日野・HH
日野・スーパードルフィン
日野・スーパードルフィンプロフィア
ジオット・キャスピタ - バブル期に計画された国産スーパーカー。市販化は実現されなかった。
ダッジ・バイパー
ダッジ・トマホーク - バイパーのV10を採用した4輪式オートバイ
ダッジ・ラム
フォルクスワーゲン・フェートン、トゥアレグ（ディーゼルエンジン）
BMW・M5
BMW・M6
アウディR8 5.2FSI（市販車）
アウディ・S8
アウディ・S6
アウディ・RS6
レクサス・LFA（1LR-GUE）
ランボルギーニ・ガヤルド
ポルシェ・カレラGT
フォード・エクスカージョン
ランボルギーニ・ウラカン
ランボルギーニ・セスト・エレメント
その他
陸上自衛隊90式戦車-三菱水冷2サイクルV型10気筒
記事引用：ウィキペディア V10エンジンより....
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