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在「妖精圓桌領域 阿瓦隆.勒.菲」中登場,
是為了打倒支配妖精國不列顛的摩根,
而被不列顛的大地所召喚出的從者。
雖然他是不列顛自古流傳的妖精,
但這個奧伯龍則強烈表現出了登場於莎士比亞的喜劇《仲夏夜之夢》裡的妖精王特徵。
戰鬥力只能算是普普通通,不過情報蒐集、戰鬥支援能力卻相當優秀,
為了讓加勒底的任務成功,可說是拚了命四處奔走,是個勤勞的從者。
為了不列顛的正確未來而費盡全力,是我們可靠的妖精王。
身高/體重:174cm.56kg(人類型態)
17cm.6kg(妖精型態)
出典:日耳曼民間傳承、中世紀歐洲文學
地域:妖精國不列顛
屬性:混沌.惡 性別:男性
「真名?這個嘛,雖然妖精王奧伯龍也不錯,不過稱呼總是越多越方便嘛。
冬之王子,又或是羅賓.古德菲洛……之類的,總之有很多種喔?」
世界上最有名的「奧伯龍」恐怕要數莎士比亞的喜劇《仲夏夜之夢》裡的妖精王最甚吧。
在戲劇中,奧伯龍被描寫為雖然擁有強大力量,但卻是個恣意妄為又孩子氣的王。
《仲夏夜之夢》是以拉山德和赫米亞這對相愛的男女為主角,展開一夜騷動的故事。
在故事中登場的奧伯龍和他的妃子提坦妮雅因為她的侍從而起了爭執,
為了報復對方,奧伯龍使用了「醒來時會愛上眼前所見的事物」的藥,打算將該侍從據為
己有。
然而,該藥卻因為奧伯龍的僕人,妖精羅賓.古德菲洛有著偷懶的壞習慣,而順便滴在了
拉山德與赫米亞身上……。
此外,也有其他描寫奧伯龍的故事。
在15世紀的作品《波爾多的榮恩》中,他被描寫為會使用能實現所有願望的魔法,統治著
森林的王。
他是有著溫柔的碧眼,銀髮,雪白皮膚的美男子。
是個溫和、主動,體貼的和平主義者。
由於性格深謀遠慮,在計畫、作戰實施時會講求慎重,但絕不會錯過下手的時機。
他會以積極的(有時也被看成是野蠻的)攻擊性來壓制當前局面。
奧伯龍是宛如童話故事中的人物般,完美的光之王子。
更是個狡猾至極的故事主角。
臉上明明掛著成熟的笑容,舉止卻藏不住些許青澀,
是個有如少年般的夢想家,卻又有著大人的權力與實行能力。
雖有教養卻不會以此為傲,
雖有崇高理想卻不會逼迫人們遵從,
即便身為弱者也不因暴力屈服,
身為妖精史上最棒的光之王子卻從未娶妻。
「我喜歡這種幸福的狀態。就像蟲子需要乾淨的水一樣,妖精也得處於這種狀態下才得以生
存呢」
○陣地作成:E-
身為魔術師,能製作自己的工房、陣地的能力。
縱然以前身為「妖精之王」,但隨著時代變遷,他失去了領土,變成只能流浪於故事之中
的存在。
因此,他的陣地作成技能是最低等級。
反過來說,這個技能象徵了奧伯龍「現在只是個空有名號的王」。
奧伯龍本人也藏著這件事,並極力避免公開他的陣地作成能力低落的事實。
○道具作成:A+
製作道具的能力。包含足以詛咒妖精妃提坦妮雅的「三色堇花露」在內,在製作迷惑人心的
道具方面可說是最高等級的專家。
○騎乘:A
在英國妖精史中,妖精移動時據說會騎著蟲子移動。
因為奧伯龍本人身為王,在移動時會優雅的以自身翅膀飛行,
但在沒人看見的地方會騎著天蛾(時速130km),趕往各個地區,引導人們的心。
○夜之帷幕:EX
與夜幕的降臨一起,藉由帶給我軍莫大的成功經歷,並逃避現實以帶來戰意的提升。
與梅林的「夢幻的領袖氣質」幾乎相同。
○朝之雲雀:EX
與早晨的到來一起,讓我軍的精神感到極度高漲,並使得自我感覺變得良好。
是暫時性的強制興奮劑,雖能提升對象的魔力,但也只是暫時的。隨著時間經過就會失去
效果,在使用寶具時請多加規劃……。
○神性:-
身為奧伯龍的妃子提坦妮雅雖然是以眾多妖精和女神(麥布、黛安娜、泰坦)的複合體而
被創作的妖精,故持有神性,但奧伯龍自己是純粹的「妖精之王」所以並未獲得神性。
「綴於彼方的夢之故事」
等級:E 種別:對人寶具
範圍:5~40 最大捕捉:7人
Lie Rhyme Goodfellow。
這是奧伯龍所訴說的,未能實現的樂園的數數歌。
大大張開背後的翅膀,撒下鱗粉讓對象的肉體(靈基)強制變為夢境世界裡的精神體,
令其在現實世界中的實行力停止,是與固有結界似是而非的大魔術,似乎是這樣的。
掉入這個夢境的事物雖然變成無敵狀態,但也會變得無法干涉現實世界。
其真面目並非泛人類的從者,而是妖精國不列顛產下的從者。
是從妖精國不列顛口傳的滅亡傳說……將一切回歸虛無的奈落之蟲……誕生的,詛咒世界
的終結裝置。
奧伯龍之名不過是泛人類史的東西。
在妖精國其名為伏提庚。與泛人類史裡將不列顛出賣給異民族,破滅的引導者,卑王伏提
同名。
大騙子奧伯龍。其存在、 名字甚至都是謊言。
當揭露自己的本性時,他會說「我沒有任何喜歡的事物」並揚起嘴角,光明正大的坦言。
……當然,這也是句謊言。他的話語裡沒有一字一句是值得信任的。
身高/體重:174cm.56kg(人類型態)
全長1440km.--kg(蟲龍型態)
出典:妖精國不列顛、Fate/Grand Order
地域:妖精國不列顛
屬性:混沌.惡 性別:男性
「真名?是啊,雖然也可以叫我伏提庚,但那又如何?
我不是說過稱呼這東西越多越好嗎?」
位處妖精國邊陲地帶(威爾斯)的「秋之森林」。
是「無力的蟲系妖精」、「知性低落又天真無邪,無法融入模仿人類社會的妖精國的妖精
社會的小妖精(Fairy)」們的森林。
這座森林本來是妖精國裡沒有容身之處的妖精、
被欺負而逃到此處的妖精、
根本上只是存在就會因為「不准危害大家」而被迫害的妖精們所聚集,坐以待斃之處。
在這座「已經走投無路的妖精」、
「就這麼被周遭厭惡、忘卻,最終只能死去的妖精」的森林裡,
這一代的伏提庚……奧伯龍誕生了。
奧伯龍是不列顛島所孕育出的從者,也是不列顛島所誕生出的終結裝置(伏提庚)。
至今為止他以各種形式的「惡意」顯現(「摩斯之王」也是其中之一),
並試圖將不列顛島導向毀滅,但卻被建立起女王曆的摩根兩度阻撓,
而以第三次的表現形式被製造出的便是「奧伯龍」。
雖然外貌與妖精國中最有風度的風之氏族,又或是翅之氏族相似而非常受到歡迎,
但他其實並非妖精,只不過是由「本該死去的歷史居然延續了10000年以上真讓人作嘔」、
「想把居住在這座島上的一切、以及這座島的痕跡全部消滅」
這種島嶼本身所擁有的名為「對生物的厭惡感」的嘔吐物中誕生(被迫誕生)的,一隻蟲
子而已。
然而諷刺的是,不列顛島雖以「古妖精奧伯龍」將其創造出來,
但因摩根而混入不列顛的泛人類史的影響,而披上了「妖精王奧伯龍」的靈基。
他的內在混雜著「身為終結裝置的目的」以及「身為妖精王奧伯龍的生存方式」便是緣由
於此。
他是個有著一頭如黑影般的頭髮、深不見底的碧眼、以及尖銳手腳的美男子。
是個如同出現在童話中的壞人般,純粹的禍害。黑暗的王子。
由於所有的言行都會變成謊言,故他不會說出真相。
嘴上雖說著看著人們走向滅亡的樣子才是他活著的意義,
但也沒有辦法能得知這是他的真意抑或虛言。
讓周遭的眾人失去權位變得不幸,也並非因為「我只喜歡自己。只希望自己得到幸福」,
而是「我只是覺得大家都很令我作嘔」而已。
奧伯龍不但沒有愛著他人,同時,他也根本沒有愛著自己。
憑藉能看穿真相的妖精眼,他鄙視映入眼簾的一切,
並掩飾著從胸口不斷湧上的不悅,爽朗的露出笑容。
雖說他的表面功夫全是演技,但奧伯龍的謊言是完美的,所以並不是「裝出來的」。
這同時也是只要他想,就能以那種方式活下去的「真正面貌」。
不過,由於他受到了「無論做什麼事都是在騙人」的詛咒,所以這也毫無意義。
他絕不會對一切眾生、所有人類抱持愛意。
對奧伯龍而言,人類跟妖精同樣都是「明明無關緊要卻很礙眼,令人作嘔卻一臉幸福」的
排除對象。
奧伯龍本人這一生從未感受過「幸福」,因此他對那些不費吹灰之力,光是活著就能得到
「幸福」的其他生命感到礙眼至極,無法理解。
「墜於彼方的夢之眼瞳」
等級:EX 種別:對界寶具
範圍:無限制 最大捕捉:無限制
Lie like Vortigern。
誕生於妖精國的奧伯龍的真正姿態兼寶具。
變化為毀滅不列顛的「空洞之蟲」,魔龍伏提庚,
以他有如巨大攪拌機一般的嘴巴與食道(空洞),
以整個世界為對象將其吞噬,使其墜落。
這並非用以殺死對手的寶具,而是令其墜入毫無光芒的大洞中的「異界之路」。
○夢之終結:EX
最終之夢。施加於我方一騎從者上的強化技能。
被施加技能的從者會獲得飛躍性的能力提升,但在該回合結束時,將失去所有效果並陷入
永眠。
——喪失夢想之人,將無法再次,醒來並回歸現實。
○妖精眼:-
這並非人類持有的魔眼,而是妖精與生俱來,「能夠切換不同世界」的視角。
能看穿所有謊言,並映照出真相的這雙眼睛,讓奧伯龍得以明確的找出知性體所擁有的惡
意、弱點、以及本質。
○對人理:D
對人類所產出的事物、對人類有利的法則,
能使這一切都「暫停」的力量。
本來這是「Beast職階」所擁有的技能。
但不懷著任何憎惡與怨恨,
心中想根除人類的念頭強烈到有如呼吸空氣一般自然的奧伯龍,
在漫長的欺瞞以及蟄伏之後,最終得到了與人類惡相同的這個技能。
簡單的說,就是能若無其事的誘導人們內心的方向性(在場的氣氛)使其變得惡劣、低俗、
廉價的惡意。
此外,本技能對於同樣是「夢境世界」的居民梅林的適性致命性的糟糕,
因此奧伯龍會拒絕來自梅林的支援。
這是由於對故事的態度不同而生的阻絕,
奧伯龍將自己的偽裝能力幾乎都用在了對付梅林身上。
故梅林無法認知到奧伯龍,以千里眼看見與奧伯龍對話的人物時,
只會看見對方像是在自言自語一般而已。
○仲夏夜之夢:EX
奧伯龍從誕生時就擁有的詛咒。
『這一切都如夢似幻,
在這裡發生的一切都不值得相信——』
世界上最有名的妖精戲劇「仲夏夜之夢」就此落幕,
而這也轉而用以表現奧伯龍的本質。
在人類史裡,他的言行被貼上了「全都是謊言」的標籤,
結果,奧伯龍便被烙上了「沒有(辦法說出)真實」的詛咒。
他那「該死的傢伙們。總有一天我要把你們全都毀掉」的攻擊性也並非來自嫉妒與憎恨,
而是來自他對提坦妮雅的愛,這件事奧伯龍決不會說出口。
#FGO #奧伯龍
fgo 妖精眼 在 bys Game ch Youtube 的最佳貼文
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00:00 宝具全種(霊基1.2)
00:53 宝具全種(霊基3)
02:06 召喚(2部6章クリア前)
02:50 召喚(2部6章クリア後)
03:28【霊基1】 会話1/2/3(霊基1.2セリフ共通)
03:58 会話4~11
06:23 好き/嫌い/聖杯/イベント
07:11 【霊基3】会話1/2/3
07:37 会話4~10
10:04 好き/嫌い/聖杯/イベント
10:58 レベルアップ
11:58 再臨LV上限90解放まで。
13:51 再臨3~最終再臨
16:09 【霊基1.2】霊基ボイス
18:07 【霊基3】霊基ボイス
20:08 【霊基1】絆1~4(霊基1.2セリフ共通)
21:11 絆LV5
21:32 【霊基3】絆1~4
22:40 絆LV5
【絆1】
身長/体重:174cm・56kg(人間時)
17cm・6kg(妖精時)
出典:ゲルマン民間伝承、中世ヨーロッパ文学
地域:妖精國ブリテン
属性:混沌・悪 性別:男性
「真名? そうだね、妖精王オベロンもいいけど、呼び方はあればあるほど都合がいい。
冬の王子、あるいはロビン・グッドフェロー……とか、まあ、いろいろね?」
【絆2】
おそらく、世界でもっとも有名な『オベロン』は
シェイクスピアの戯曲『夏の夜の夢』に登場する妖精王だろう。
戯曲中において、オベロンは偉大な力を持つと描写されるものの、その人物像は身勝手で大人げない。
『夏の夜の夢』はライサンダーとハーミアという愛し合う男女を主役にした、一夜の騒動である。
この物語に登場するオベロンは妃であるティターニアの新しい小姓を巡って彼女と仲違いを起こし、その報復として『目覚めた時に目の前にいたものを好きになる』薬を使って小姓を自分のものにしようとした。
しかし、その薬はオベロンの従者である妖精ロビン・グッドフェローのさぼり癖から、ライサンダーとディミトリアスにもかけられてしまい……。
◆
また、オベロンを扱った物語は他にもある。
15世紀の作品『ボルドーのヒュオン』ではあらゆる願いを叶える魔法の使い手、妖精の森を統べる王として描かれた。
【絆3】
優しい碧眼、銀の髪、白い肌をした美男子。
温和、能動的、心優しい平和主義者。
思慮深い性格の為、計画・作戦の実行には慎重を期するが、仕掛けるタイミングは決して逃さない。強気の攻撃性(見ようによっては野蛮な)をもって状況を制圧する。
童話の登場人物のような、完璧な光の王子。
とにかくズルい物語の主人公。
大人のスマイルをするくせに少年らしい仕草が
残っていたり、
少年らしい夢想家のクセに大人としての権力、
実行力を持っていたりする。
教養はあるがそれを鼻にかけるコトはなく、
高い理想はあるが人々に強制するコトはなく、
弱者ではあるが暴力には従わず、
妖精史上最高の光の王子だが妻をめとるコトはない。
「僕は幸福な状態が好きだ。虫には綺麗な水が必要なように、妖精はそうでないと生きていけないからね」
【絆4】
○陣地作成:E-
魔術師として自分の工房・陣地を作る能力。
かつては『妖精の森』の王であったが、時代とともにその領土は失われ、物語の上を放浪するだけの存在となってしまった。
その為、陣地作成スキルは最低ランクのものとなっている。逆説的に、“今では名前だけの王”であるオベロンを示すスキル。
オベロン本人はそれを秘しており、極力、陣地作成能力が低いコトを明らかにしようとしない。
○道具作成:A+
道具を作る能力。妖精妃ティターニアにすら呪いをかける『三色草の露』など、心を惑わす道具に関しては最高位の職人となる。
○騎乗:A
イギリス妖精史において、妖精は移動時に虫に乗って移動する、とされる。
オベロン本人は王である為、移動はあくまで優雅に自らの翅で行うが、人目がないところではスズメガ(時速130km)に乗り、あらゆる土地に駆けつけ、人々の心を先導する。
【絆5】
○夜のとばり:EX
夜の訪れとともに、自軍パーティに多大な成功体験、現実逃避による戦意向上をもたらす。
マーリンの『夢幻のカリスマ』とほぼ同じもの。
○朝のひばり:EX
朝の始まりとともに、自軍パーティに多大な精神高揚、自己評価の増大をもたらす。
いっときの強制ドーピング。対象の魔力をあげるが、それはいっときのもの。時が経つと失われるものなので、宝具の使用は計画的に……
○神性:-
オベロンの妃であるティターニアは様々な妖精や女神(マヴ、ディアナ、ティターン)の複合体として創作された妖精である為神性を持っているが、オベロン自身は混じりけのない『妖精の王』である為、神性は獲得していない。
⇩2部6章クリア後⇩
【絆1】
身長/体重:174cm・56kg(人間時)
全長1440km・--kg(虫竜時)
出典:妖精國ブリテン、Fate/Grand Order
地域:妖精國ブリテン
属性:混沌・悪 性別:男性
「真名? ああ、ヴォーティガーンでもあるけど、それがなに?
呼び名は多いほどいいと言っただろう?」
【絆2】
妖精國のはずれ(ウェールズ)にある『秋の森』。
『力のない虫系の妖精』
『知性が低く無邪気な分、人間社会を模倣している妖精國の妖精たちの輪に入れなかった小妖精(フェアリー)』たちの森。
この森は妖精國で居場所がない妖精、いじめられて逃げてきた妖精、そもそもいるだけで『毒をまき散らすな』と迫害されてきた妖精が集まり、為す術なく死んでいく森だった。
『もうこれ以上行く場所のないものたち』
『嫌われたまま、忘れ去られたまま朽ち果てるしかないものたち』の森のただ中で、今代のヴォーティガーン……オベロンは発生した。
【絆3】
オベロンはブリテン島が生み出したサーヴァントであり、ブリテン島が生み出した終末装置(ヴォーティガーン)でもある。
これまで様々なカタチの『悪意』として現れ(『モースの王』もその一つ)、ブリテン島を滅びに導いていたが、女王暦を築いたモルガンによって二度阻まれ、三度目の出力方法として作られたのが『オベロン』である。
妖精國においてもっとも気品のある風の氏族、あるいは翅の氏族のどちらにも似た姿をしているので大人気だが、実際は妖精ではなく、
「もうとっくに死んでいる歴史が10000年以上も続いている事が気持ち悪い」
「この島に住むもの全て、この島の全ての痕跡を無くしたい」
といった、島の持つ『生物への嫌悪感』という吐瀉物の中から生まれた(生まれてしまった)、一匹の虫にすぎない。
だが皮肉な事に、ブリテン島は『古妖精オベロン』として出力したが、モルガンによって混入してしまった汎人類史の影響で『妖精王オベロン』としての霊基が被ってしまった。
彼の中で『終末装置としての目的』と『妖精王オベロンとしての在り方』が混在しているのはこの為である。
【絆4】
暗い影のような髪、沈みこんだ碧眼、鋭い手足を持った美男子。童話に出てくる悪役のような、完全な害悪。闇の王子。
全ての言動が嘘になる為、真実を語る事はない。
人々の破滅する様を見るコトが生き甲斐だと語るが、これが本心なのか偽りなのかを測る術もない。
まわりを貶めて不幸にするのは、
『自分だけが好き。自分だけが幸福でありたい』
といった理由ではなく、
『ただ、みんな気持ち悪い』から。
他者への愛はなく、そして、自己愛もまったくない。
真実を見る妖精眼の為、眼に映るあらゆるものを見下しており、たえず胸からこみあげる不快感を隠して、さわやかに笑っている。
表の顔は全て演技だが、オベロンの嘘は完璧なので『作り物』ではない。その気になればそういう風に生きていける、という『本当の顔』でもある。
とはいえ『何をやっても嘘』という呪いを受けている為、本当のコトには何の意味もない。
生きとし生けるもの、
全てのヒトに愛情を持つコトは決してない。
オベロンにとって、人間も妖精も等しく『どうでもいいモノのクセに目障りで、気持ち悪いクセに幸せそう』な、排除の対象となっている。
オベロン本人が一生涯『幸福』を感じ取れない為、何の苦労も工夫もなく、生きているだけで『幸福』を獲得できる他の生命はとにかく目障りで理解できないものなのだ。
【絆5】
『彼方とおちる夢の瞳』
ランク:EX 種別:対界宝具
レンジ:無制限 最大捕捉:無制限
ライ・ライク・ヴォーティガーン。
妖精國で発生したオベロンの本当の姿にして宝具。
ブリテンを滅ぼす『空洞の虫』、魔竜ヴォーティガーンに変貌し、その巨大なミキサーのような口と食道(空洞)で、世界ごと対象を飲みこみ、墜落させる。
相手を殺すものではなく、一切の光のない奈落に落とす『異界への道』である。
○夢のおわり:EX
末期の夢。対象一騎にかける強化スキル。
かけられたサーヴァントは他に類のない能力向上を得られるが、そのターンの終わりに、全ての効果を失って永眠する。
―――夢が喪われた者は、もう二度と、
現実に目覚める力は無く。
【絆5】
○妖精眼:-
ヒトが持つ魔眼ではなく、妖精が生まれつき持つ『世界を切り替える』視界。
あらゆる嘘を見抜き、真実を映すこの眼は、オベロンに知性体が持つ悪意・短所・性質を明確に見せつけている。
○対人理:D
人類が生み出すもの、人類に有利に働く法則、
その全てに『待った』をかける力。
本来は『クラス・ビースト』が持つスキル。
憎しみも恨みも持てず、ただ空気を吸うかのように人類
を根絶したくて仕方のないオベロンは、その長い欺瞞と
雌伏の果てに人類悪と同じスキルを獲得した。
端的に言うと、人々の心の方向性(場の空気)をさりげ
なく悪い方、低い方、安い方へと誘導する悪意。
また、同じ『夢の世界』の住人である
マーリンとは相性が致命的に悪く、
オベロンはマーリンからの支援を拒絶する。
これは物語に対するスタンスの違いから生まれた断絶
であり、オベロンはその偽装能力のほぼ全てを
対マーリンに振り分けている。
その為、マーリンはオベロンを認識できず、千里眼
でオベロンと話している人物を見た時、その人物は
ひとりごとを口にしているように見えるだけである。
○夏の夜の夢:EX
オベロンがその発生時から持っている呪い。
『全ては夢まぼろし。
ここで起きた出来事は真実に値しない―――』
世界でもっとも有名な妖精戯曲「夏の夜の夢」はそうやって幕を閉じたが、
それは転じてオベロンの性質を表していた。
人類史において、彼の言動は『何をやっても嘘』というレッテルが貼られてしまい、結果、「本当の事は(言え)無い」という呪いが刻まれてしまったのである。
◆
「クソども。いずれ全部ブチ壊してやる」という彼の攻撃性は嫉妬や憎しみから生まれたものではなく、ティターニアへの愛から生まれたものである事を、オベロンは決して言葉にはしない。
#FGO #オベロン #豊永利行