夏のフルーツというイメージがとても強い桃!水分が多くジューシーな桃は、お年寄りから子供まで、とても人気ですよね。 桃は昔から「長寿の実」といわれるほど、健康や美容への効果が期待されているフルーツです。 ただただ甘くておいしいわけではないんだなぁ~♪ 今回は桃の栄養と健康や美容に対する効果効能をまとめてみました。 桃とは? 桃は7~8月が旬の果物で、中国では「長寿の実」とか、「不老長寿の仙果」といわれていました。 そんなにスゴイなら栄養がほとんどだと思ったら、なんと桃の90%は水分でカロリーの100g当たり40kcalと、フルーツとしては一般的で、いちごやオレンジ、スイカなどと変わりません。 日本では長崎県の多良見町にある伊木力遺跡から、縄文時代前期の桃核が出土しており、これが日本最古とされている。弥生時代後期には大陸から栽培種が伝来し桃核が大型化し、各時代を通じて出土事例がある。桃は食用のほか祭祀用途にも用いられ、斎串など祭祀遺物と伴出することもある。 参考:ウィキペディア 日本でも古くから食べられていて、私たちとなじみ深いフルーツの1つです。 桃の栄養素 桃は果糖が多く含まれていて糖分の多いフルーツの1つですが、それ以外にビタミンEや食物繊維、カリウムやマグネシウムなどのミネラルがたっぷり含まれています。 桃の種の栄養素 桃は種にも栄養素がたくさん含まれているといわれています。漢方では、桃の種は「桃仁(トウニン)」という生薬として、使われています。 「桃仁(トウニン)」は、養命酒さんのホームページによると、古くから咳止めや婦人病の薬として用いられてきたそうです。 桃仁は、古くから咳止めの他、産後のむくみや月経不順などの婦人病の治療に用いられてきました。桃仁に含まれるアミグダリンという成分には、血液の粘度が高くなって流れが滞る症状「血滞(けったい)」を治す作用があるといわれています。 参考: 桃って、実も種も、隅から隅まで栄養が含まれた元気玉だったんですね。 桃の効果効能 桃は特に女性が抱えやすい問題、便秘やむくみ、老化防止などに関連するいろんな栄養素がたくさん含まれています。 便秘予防・腸内環境の改善 腸活する上で欠かせないのが、日々バランスのよい食事をとること。それが結果的に便秘予防や腸内環境の改善につながります。 そのバランスのよい食事の中でも重要なものの1つが食物繊維です。 食物繊維には、腸内細菌のえさになる水溶性食物繊維と腸の蠕動運動を促してくれる不溶性食物繊維の2種類があり、桃には水溶性食物繊維の「ペクチン」が多く含まれています。 水溶性食物繊維の一種であるペクチンは、腸内細菌を増やし、腸の調子を整えることができるといわれています。だから便秘がちな人にとっては、便秘予防に、下痢がちな人にとっては、下痢予防にと、バランスをとってくれるわけですね。 また、ペクチンにはコレステロール値を下げる、血糖値の上昇を抑えるなどの効能もあります。 老化防止・アンチエイジング お茶などに多く含まれるポリフェノールの一種で、健康効果が高いことで知られる「カテキン」ですが、実は桃にも含まれています。特に皮に多く含まれているんですって。 カテキンには、ビタミンEの50倍ともいわれる抗酸化作用があり、老化防止やがん予防、免疫力を高めるなどの効能があるといわれています。 また血糖値の上昇を抑える効果や脂肪の吸収を抑える効果も注目されていて、メタボ予防ができると期待されています。 むくみ解消・血圧安定 桃は水分がたっぷり含まれますが、それと同時に余分な水分をカラダの外に出すカリウムがたくさん含まれています。 カリウムはミネラルの一種で、カラダの細胞内の水分量を一定に保つことができるため、むくみ予防やいらないものをカラダの外に排泄することができます。 桃の効果効能まとめ 桃は昔から「長寿の実」とも呼ばれるほど、栄養価が高く、その効果効能が期待されたフルーツでした。 特に注目されているのが食物繊維の多さで、便秘予防や腸内環境の改善が期待できます。 便秘予防・腸内環境の改善 老化防止・アンチエイジング むくみ解消・血圧安定 カラダの外にいらないものを出したいときや、むくみが気になるとき、腸内環境を改善したいときに、桃は力になってくれるかもしれません。 気になる方は試してみてね♪
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