インプット大全は駄作です。残念！
朝起きたら、このようなメッセージが来ていました。
これを読んで私は思いました。
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やったぜ！！
なぜならば、そうしたリアクションを期待して、『インプット大全』を書いたからです。
『インプット大全』は、「令和時代の教科書」を狙ったと、「はじめに」に書きました。
一言で言えば、平成時代のインプット術を実践している方には、「理解不能」な本のはず、なのです。
しかしながら、「『インプット大全』は、わかりやすくて良い本です」「『インプット大全』は、とてもためになりました！」と高評価ばかりが聞こえていたので、少々不安になっていました。
『インプット大全』は、「時の試練」に勝てないのではないか・・・と。
『インプット大全』は、令和１０年に読み直したときに、「よく１０年前にこんな本をかけたね。１０年後の未来を予測したような本を。１０年前にこの本と出会って、内容を実践してきて、時代に取り残されず本当によかった」と思っていただけることを狙って書きました。
＃ アウトプットできないインプットは無意味
＃ 速読は無意味
＃ 目的のないテレビ視聴は無意味
＃ ネットサーフィンは無意味
＃ インプットのためのスマホ利用は時間の無駄
＃ 仕事じゃなく「遊び」が重要
など、かなり過激なことを書きましたが、多分、１０年後はこれが全て「当たり前」になるというのが、私の未来予想です。まあ、１０年と言わず、３年先かもしれませんが。
だから、今、『インプット大全』を読んだ人の多くから、「『インプット大全』は、わかりやすくて良い本です」と言われると、むしろ拍子抜けなのです。
「なんじゃこりゃ！ 全く共感できん！」
「こんな本、実践できるか！」
「無茶なノウハウばかり書かれている」
という反応を予想していたのですが、今まであまりなかった。
そこで、「インプット大全は駄作です。残念！」という意見は、非常にうれしく思うのです。
「平成脳」の持ち主としては、実に正しいリアクション。
平成時代の情報術は、まだまだギリギリ通用する現在においては、『インプット大全』の内容は、時代を先取りしすぎて「よくわからない」と思うのが当然なのです。
今は、駄作でも、しばらくして読み返してみると、必ず「ハッ」とする記述が目に入るはず。
ということで、『インプット大全』を全く理解できない人がいる！ ということは、『インプット大全』が１０年後も読みつがれる本になる、という徴候なので、すがすがしい朝をむかえたのでした。
