=================================
「〜した方がいい」を英語で言う際に「Should」しか使ってない人へ
=================================
人に提案やアドバイスする時、または自分の意見を述べる際に「Should」を使って「〜した方がいい」と表現するのは既にご存知かと思います。しかし「Should」を使った表現だけでは、自分の想いの細かいニュアンスまで相手に的確に伝えることはできません。状況に応じて適切な表現の仕方があるのでご紹介します。
--------------------------------------------------
1) Had better
→「〜した方がいい・〜した方が身のためだ」
--------------------------------------------------
このフレーズは“Should”と同様「〜をした方がいい」を意味しますが、“Should”は単に提案・アドバイス・意見などをするのに対し、“Had better”は何か望ましくない事態を避けるために提案する場合に用いられます。例えば、風邪を引いているだけの友達には「You should go see doctor.(病院へ行った方がいいですよ)」でいいかと思いますが、転んで深い切り傷を負った友達には「You had better go see a doctor.(病院へ行った方がいいですよ)」と言うべきでしょう。病院へ行って直ぐに処置しないと悪化する可能性があるのでここでは“had better”を使う方が適切です。
✔“Should”は提案したことを実行することでポジティブな結果に繋がる。
✔“had better”は提案したことを実行しないとネガティブな結果に繋がる。
✔日常会話では“had better”を“'d better”と短縮し、また“d”を発音しない人も多い。「I had better」→「I'd better(I better)」、「You had better」→「You'd better(You better)」など。
<例文>
You'd better bring an umbrella. It's raining outside.
(雨が降っているので、傘を持って行ったほうがいいよ。)
You'd better not leave your cell phone on the table. This is not Japan. Someone is going to snag it.
(テーブルに携帯を置きっぱなしにせんときや〜。ここは日本ちゃうねんから。誰かが盗みよんで。)
I'd better get going. I'm meeting a client in 15 minutes.
(15分後にクライアントと会う約束があるので、そろそろ行かないといけません。)
--------------------------------------------------
2) Might as well
→「〜した方がよさそうだ」
--------------------------------------------------
このフレーズは、置かれた状況から判断して「〜をした方がよさそうだ」と提案をする場合に使われる表現です。肝心なポイントは、他により良い選択肢や方法がないが故に「〜した方がいい」と提案することです。例えば、あなたの家で友達と深夜までお酒を飲んでいたとしましょう。終電を逃し、タクシーで帰ると高額になることから「今夜、うちに泊まっていった方がいいよ」と友達に提案する場合は「You might as well spend the night here.」と言います。
✔日常会話では「他にすることがないから〜をしよう」という意味としても使われる。
✔“Might”を“May”に置き換てもOK。意味とニュアンスは全く同じ。
<例文>
It's going to take 45 minutes for the taxi to arrive. We might as well walk home.
(タクシーが来るまで45分かかるって。歩いて帰った方がよさそうだね。)
I have nothing to do today. I might as well work on my project.
(今日はやることがないので、プロジェクトに取り組んだ方がよさそうだ。)
John is going to be an hour late. We might as well start ordering.
(ジョンは1時間遅れるんやて。先に注文しとこか。)
--------------------------------------------------
3) It might be a good idea to _____
→「〜した方がいいかもしれない」
--------------------------------------------------
この表現を直訳すると「〜をするのはいいアイディアかもしれません」となり、控えめに提案したりアドバイスする際にピッタリのフレーズです。例えば「あのレストランはいつも混んでいるので予約をした方がいいかもしれません」と友達に提案する場合は「That restaurant is always crowded. It might be a good idea to make a reservation.」となります。
<例文>
If you want to beat traffic, it might be a good idea to leave early.
(渋滞を避けたいなら早めに出発した方がいいかもしれません。)
It might be a good idea to read the reviews before you buy it.
(その商品を買う前にレビューを読んだ方がいいかもしれません。)
It might be a good idea to ask him for advice. He knows a lot about stocks.
(彼は株について詳しいのでアドバイスを聞いてみたら?)
ブログ記事URL:https://hapaeikaiwa.com/?p=10950
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
無料メルマガ『1日1フレーズ!生英語』配信中!
通勤・通学などのちょとした合間を利用して英語が学べるメルマガ『1日1フレーズ!生英語』を平日の毎朝6時に配信中!ただ単にフレーズを紹介しているだけではなく、音声を使った学習プロセスが組み込まれているので、メルマガを読むこと自体が学習方法!
https://hapaeikaiwa.com/mailmagazine/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
同時也有1部Youtube影片,追蹤數超過46萬的網紅日本語の森,也在其Youtube影片中提到,文法:はずだ vs べきだ vs わけだ 意味: はずだ:思う(予想・確信) べきだ:した方がいい(アドバイス)するのが当然だ わけだ:理由・原因(納得) 例文: ・10時に待ち合わせしていたから、彼はもうすぐ来るはずだ。 ・ゆか先生は日本に到着したは...
アドバイスする 例文 在 Hapa Eikaiwa Facebook 的最佳貼文
=================================
「こんな風に考えてみたら?」は英語で?
=================================
何かに迷ったり悩んだりしている人に「こんな風に考えてみたら?」とアドバイスする時、または説明しずらいこと「〜のように考えてみて」と何かに喩えて分かりやすく説明する時に、ネイティブがよく使う言い回しをご紹介します。
--------------------------------------------------
Think of it like _____
→ 「〜のように考える」
--------------------------------------------------
「Think of it like _____」は何かを説明をする際、聞き手がイメージしやすいように「〜のように考えてみて」や「〜みたいに考えてみて」といった意味としてよく使われる表現です。基本的に「Think of _____ like 〇〇(〜を〇〇のように考えてみて)」のかたちで文章を組み立てます。因みに「Think of it like this」または「Think of it this way」は「こういう風に考えてみたら」の意味としてよく使われるお決まりフレーズです。
<例文>
Think of learning English like learning how to ride a bike.
(英語を学ぶことは自転車の乗り方を覚えるのと同じように考えてごらん。)
Think of it like this. Would you care if a foreigner speaking Japanese made a mistake? Probably not right?
(こんな風に考えて見てください。外国人が日本語喋って間違ったら気にしますか?多分気にしないですよね?)
Think of it this way. It might be expensive but it will last for a long time.
(こんな風に考えてみたら?高いかもしれないけど、長持ちするってさ。)
〜会話例〜
A: Do you have any advice on how to write an email?
(メールの書き方のアドバイスはありますか?)
B: Think of writing an email like writing an essay. What are my points? What message do I want to get across?
(エッセーを書くように考えること。私の言いたいことは何なのか?どんなメッセージを伝えたいのか?)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
無料メルマガ『1日1フレーズ!生英語』配信中!
通勤・通学などのちょとした合間を利用して英語が学べるメルマガ『1日1フレーズ!生英語』を平日の毎朝6時に配信中!ただ単にフレーズを紹介しているだけではなく、音声を使った学習プロセスが組み込まれているので、メルマガを読むこと自体が学習方法!
https://hapaeikaiwa.com/mailmagazine/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アドバイスする 例文 在 Hapa Eikaiwa Facebook 的最佳貼文
=================================
「〜した方がいい」を英語で言う際に「Should」しか使ってない人へ
=================================
人に提案やアドバイスする時、または自分の意見を述べる際に「Should」を使って「〜した方がいい」と表現するのは既にご存知かと思います。しかし「Should」を使った表現だけでは、自分の想いの細かいニュアンスまで相手に的確に伝えることはできません。状況に応じて適切な表現の仕方があるのでご紹介します。
--------------------------------------------------
1) Had better
→「〜した方がいい・〜した方が身のためだ」
--------------------------------------------------
このフレーズは“Should”と同様「〜をした方がいい」を意味しますが、“Should”は単に提案・アドバイス・意見などをするのに対し、“Had better”は何か望ましくない事態を避けるために提案する場合に用いられます。例えば、風邪を引いているだけの友達には「You should go see doctor.(病院へ行った方がいいですよ)」でいいかと思いますが、転んで深い切り傷を負った友達には「You had better go see a doctor.(病院へ行った方がいいですよ)」と言うべきでしょう。病院へ行って直ぐに処置しないと悪化する可能性があるのでここでは“had better”を使う方が適切です。
✔“Should”は提案したことを実行することでポジティブな結果に繋がる。
✔“had better”は提案したことを実行しないとネガティブな結果に繋がる。
✔日常会話では“had better”を“'d better”と短縮し、また“d”を発音しない人も多い。「I had better」→「I'd better(I better)」、「You had better」→「You'd better(You better)」など。
<例文>
You'd better bring an umbrella. It's raining outside.
(雨が降っているので、傘を持って行ったほうがいいよ。)
You'd better not leave your cell phone on the table. This is not Japan. Someone is going to snag it.
(テーブルに携帯を置きっぱなしにせんときや〜。ここは日本ちゃうねんから。誰かが盗みよんで。)
I'd better get going. I'm meeting a client in 15 minutes.
(15分後にクライアントと会う約束があるので、そろそろ行かないといけません。)
--------------------------------------------------
2) Might as well
→「〜した方がよさそうだ」
--------------------------------------------------
このフレーズは、置かれた状況から判断して「〜をした方がよさそうだ」と提案をする場合に使われる表現です。肝心なポイントは、他により良い選択肢や方法がないが故に「〜した方がいい」と提案することです。例えば、あなたの家で友達と深夜までお酒を飲んでいたとしましょう。終電を逃し、タクシーで帰ると高額になることから「今夜、うちに泊まっていった方がいいよ」と友達に提案する場合は「You might as well spend the night here.」と言います。
✔日常会話では「他にすることがないから〜をしよう」という意味としても使われる。
✔“Might”を“May”に置き換てもOK。意味とニュアンスは全く同じ。
<例文>
It's going to take 45 minutes for the taxi to arrive. We might as well walk home.
(タクシーが来るまで45分かかるって。歩いて帰った方がよさそうだね。)
I have nothing to do today. I might as well work on my project.
(今日はやることがないので、プロジェクトに取り組んだ方がよさそうだ。)
John is going to be an hour late. We might as well start ordering.
(ジョンは1時間遅れるんやて。先に注文しとこか。)
--------------------------------------------------
3) It might be a good idea to _____
→「〜した方がいいかもしれない」
--------------------------------------------------
この表現を直訳すると「〜をするのはいいアイディアかもしれません」となり、控えめに提案したりアドバイスする際にピッタリのフレーズです。例えば「あのレストランはいつも混んでいるので予約をした方がいいかもしれません」と友達に提案する場合は「That restaurant is always crowded. It might be a good idea to make a reservation.」となります。
<例文>
If you want to beat traffic, it might be a good idea to leave early.
(渋滞を避けたいなら早めに出発した方がいいかもしれません。)
It might be a good idea to read the reviews before you buy it.
(その商品を買う前にレビューを読んだ方がいいかもしれません。)
It might be a good idea to ask him for advice. He knows a lot about stocks.
(彼は株について詳しいのでアドバイスを聞いてみたら?)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
無料メルマガ『1日1フレーズ!生英語』配信中!
通勤・通学などのちょとした合間を利用して英語が学べるメルマガ『1日1フレーズ!生英語』を平日の毎朝6時に配信中!ただ単にフレーズを紹介しているだけではなく、音声を使った学習プロセスが組み込まれているので、メルマガを読むこと自体が学習方法!
https://hapaeikaiwa.com/mailmagazine/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アドバイスする 例文 在 日本語の森 Youtube 的精選貼文
文法:はずだ vs べきだ vs わけだ
意味:
はずだ:思う(予想・確信)
べきだ:した方がいい(アドバイス)するのが当然だ
わけだ:理由・原因(納得)
例文:
・10時に待ち合わせしていたから、彼はもうすぐ来るはずだ。
・ゆか先生は日本に到着したはずだよ。インスタのストーリーをさっき見たから。
・お金を借りたら、必ず返すべきだ。
・動物を飼ったら最後まで世話をするべきだ。
・合格したいなら、もっと勉強すべきだ。
・大阪に行ったら、たこ焼きを食べるべきだ。
A:大山くん、彼女ができたらしいよ。
B:あぁ、だから最近帰るのが早いわけだ。
・夜に働く人が増えたために、24時間営業のコンビニお店が増えたわけだ。
クイズ①
・社会人になると、長い休みが取れないから、もっと学生のうちに旅行に行く(べき)だったなぁ。 →した方がよかったなぁ。(後悔)
クイズ②
A:明日の飲み会、ゆか先生もくるのかな。
B:ゆか先生は旅行に行ったから、 来ない(はず)ですよ。
クイズ③
A:あのおじいちゃん、毎朝走っているし、
筋トレも毎日欠かさないんだって。
B:あぁ、だからあんなに元気な(わけ)だ。
____________________________________________________________________________
「日本語の森」
https://nihongonomori.com/
・facebook:https://www.facebook.com/Nihongonomori
・instagram:https://www.instagram.com/nihongono_mori
・tiktok:https://vt.tiktok.com/r8MXgQ
・twitter:https://twitter.com/nihongono_mori
#JLPT #N3 #japanesegrammar #日本語 #japanese #日本語の森 #日本語文法