『足し算してきた時代と引き算する今の時代』
料理は面白いもので
昔は足し算の世界でした。
例えばカレーやソースを作るにも
アレヤコレヤを足し算することで
味の深みや奥行きを出してきました。
焼肉のたれやドミグラスソースなどの市販品の裏表示。
白だしやめんつゆなどもですが
添加物という足し算で作られていたので
自分でこの味を作るのは無理なのかと
思いましたが
色々模索すると複雑な旨味と言われるものではなく
ただ塩気が尖っているのをグルタミン酸で角をとったり
(精製塩だとナトリウムの純度が高すぎて
ミネラルなどの少しの甘みや旨みがないので
それを補うべきグルタミン酸が加えられます。)
※なので塩だけで調味するよりも、グルタミン酸が加えられることで美味しいと感じますよね。理にかなってます(笑)
ですが、今の時代 塩は自由化、塩専売法が廃止されましたので
精製度が高いものよりも、塩のミネラル分を多く含んだものが
多く販売されるようになりました。※
昔の話ですが
減塩だし醤油という商品を作ってみようと思った25年前。
昆布少々と濃いかつおだしで美味しいだし醤油が出来上がりました。
昆布のおかげで旨み成分はうつるし
かつおだしで奥行きあるだしがあるしで
だし醤油の原材料よりもはるかに少ない材料で
美味しものができたことを
思い出します。材料は極めてシンプルでした。
昔からファミレスなどでも
ハンバーグに混ぜ物が多く
それにプラス足し算で本来の肉の味わいもないものが出来上がって。。でもこれはこれで美味しいのですが、
ハンバーグという言葉ではしっくりときません(笑)
それらになれると
本来の味をわかる人が少なくもなっていましたよね。
ソースで食べる、タレで食べる
醤油で食べるで
素材の味などよりも
調味料が勝ったりで
擬似的な料理で十分
よかったのだなと思いますが
(ソースが美味しいものはソースが主役でも美味しいのでそれで十分なのです(^-^))
今は、
みなさん本物志向で
より良いものをとグルメな方々は
求められていますし
食の安全性の面でも非常に純粋である食材、料理が求められています。
だからこそ今は、
引き算の料理の時代だと感じています。
昔は美味しいと思ったカレーに色々な食材や調味料を足してきましたが
今はいとも簡単に少ない素材で美味しいカレーが出来上がります。
足し算して足し算して作るお料理は
もう後進的で
今までの料理を引き算して行くことで本来の美味しさが生まれるのです。
という話し(笑)
だからこそお蕎麦は美味しい(笑)
私のかえしも
シンプル
手間暇も実は引き算でできるので
なぜこんなにも簡単なのに
考えないのかなとよく思います。
添加物の歴史は浅いので
もっともっとはるか昔の
お料理は 幅狭い調味料や食材の中
美味しいものを作り出してきたに違いないのに
勿体無いなそんな素晴らしい食文化
を足し算だけで埋めて行くのはと思います(笑)
最近、美味しいと話題だったり取り上げられるのは
卵本来の味わいのプリンだったり、カステラだったり
ハンバーグにしろ混ぜ物一切なしだったり
お蕎麦屋さんは、とってもシンプルなもので
提供されて。。パンの食べ方や製造法であっても
きわめてシンプルなものが美味しいと大絶賛。
酢飯だってそうですよね。
あるお店が出されているロースハムは
主原料は豚肉、砂糖、塩のみ
ほんまに美味しくて、豚肉そのものの味わいが出ていました(^-^)
引き算が認められる時代が、やっと来ました
ここ数年、さらに根強いものに。
お写真は、デザート。
これも掲載レシピのものを引用。
料理研究家 指宿さゆり
ーーーーーーーーーーー
#料理研究家指宿さゆり
#レシピ開発#レシピ制作
#身体の中から綺麗に
#健康食
#美容好きな人と繋がりたい
#ヘルスケア
#食べログ
#食べロガー
#organicfood
#desserts
#インスタ映え
#インスタフード
#フォトジェニック
#写真部
#写真好きと繋がりたい
#料理写真
#料理撮影
#レシピ撮影
#メニュー開発
#Europa
#神戸料理教室
#神戸グルメ
#しわ改善
#驚きの結果
#たるみ改善
#美容効果抜群
#chocolatelover #instagood
#神戸料理教室
#medicalcuisine
Search