この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら ちょこちょこお話しているので、この腸内革命を見てくれている方は、わたくし長谷川ろみが、 幼少期に異常といっていいぐらいの便秘と、それによるおデブに悩まされていた ということをご存知だと思います。 初めての方は、はじめまして。 そうなの、元おデブなの。笑 詳しくはこの辺を見てね! あわせて読みたい ▼長谷川ろみのプロフィール 今になって思うと、便をおなかの中に2週間から3週間、ためたままにしていたのが、そもそもの原因。 そこにいる悪い菌たちの発酵によって、悪いガスがたまり、恒常性維持機能と呼ばれる自律神経系、内分泌系、免疫系がぐちゃぐちゃになっていたのでは?と思わせる具体的な症状がありました。 「水を飲んでも太る」「絶食しない限りは痩せない」「常に吐き気」「汗を全くかかない」「お腹がいっぱいという感覚がない」などなど、腸について勉強してみると、「だからか!!!」と思わせる、心当たりがいっぱい。 その中でも、今日のテーマは、デブだった時、絶対にちゃんと出てなかったでしょ?と疑っている「痩せホルモン」です。 今回は、痩せホルモンの正体や痩せホルモンを出す方法に迫ってみたいと思います。 「痩せホルモン」とは? 「痩せホルモン」って、名前がキャッチーだから、いろんな場所で使われているけど、実際はどんな効果がある、なんという物質なのでしょうか? まずは定義から深堀してみましょう。 「痩せホルモン」=「インクレチン」? まずは「痩せホルモン」の定義から整理してみましょう。 「痩せホルモン」は、私たち人間がもつ臓器「小腸」に存在している細胞から分泌される「消化管ホルモン(=消化管で作られるホルモン)の一種です。 「消化管ホルモン」には、たくさんの種類があるのだけど、一般的に「痩せホルモン」といわれているのは、 すい臓を刺激して インスリンの分泌を増加させる働きをもつもの を指しているんだって。 この すい臓を刺激して インスリンの分泌を増加させる働きをもつもの のことを、総称して「インクレチン」と呼んでいます。 「インクレチン」の種類 「インクレチン」と総称されているホルモンには、こんな名前のものがあります。 GLP-1 GIP どちらもインスリンを分泌するために働く物質なのだけど、微妙にやっていることが違うみたい。ウィキペディアにその違いが書かれていました。 GLP-1とGIPとはいずれも血糖値依存的に膵臓のβ細胞からのインスリン分泌を促進する。しかし、2型糖尿病においてはGIPによるインスリン分泌促進作用は障害されているとの報告がある。 また、GLP-1は膵α細胞からのグルカゴン分泌を抑制し、血糖低下に働くが、本作用がGLP-1によるα細胞への直接的な作用なのかどうかは議論が分かれている。 さらに、GLP-1は胃の内容物排出速度を遅らせ、満腹感を助長することで食欲を抑制したり、食後の急峻な血糖上昇を抑制したりする作用がある。一方GIPは脂肪細胞にそのGIP受容体が存在し、脂肪細胞への糖の取り込みを促進することで肥満を助長させる。 参考:ウィキペディア 一般的にメディアなどで「痩せホルモン」として紹介されるのは、「GLP-1」が多い気がしませんか? その理由は明確で、「GLP-1」は、インスリンが増えるだけでなく、食欲を抑えることもわかっているからなんですね。 痩せホルモン「GLP-1」とは? 「GLP-1」はどんな物質なのか、わかっていることをまとめてみましょう。 食事をすると分泌される 満腹中枢を刺激する 糖質の吸収を抑える インスリンを分泌しやすくする 分泌量には個人差(体質差)がある ふむふむ。 たしかに痩せそう!笑 わたしたちは、「痩せるホルモン」と呼ばれるインクレチンの中でも、「GLP-1」と呼ばれるホルモンを正常に分泌することで、痩せやすい体を作ることができるのです。 「GLP-1」は増やせる? 実際にアメリカなどの諸外国では、「GLP-1」を増やすためのお薬を、肥満の治療薬として使っているようですが、日本ではまだ、糖尿病の治療薬としての使い方しかされていません。 だから、サプリメントとかで簡単に増やすことはできないんですね。楽に摂取しようとするのは、ちょっと難しいかもしれません。 [ 52 more words ]
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