MR SERA PROJECT OFFICE
世良公則
実名をあげ記事をお書きになったこの記者の方の勇気とジャーナリストとしての信念に敬意を表し、私したちは、過去、動物愛護法改正が不成立になってきた過程を知る事で、今後、自分たちが選んできた国会議員の動向を注視しなけれぼならないとあらためて強く感じました。
動物愛護法が議員立法のため、一部の反対議員の存在で、動物愛護法改正が不成立となり、10年間で171万匹以上が殺処分されてきた事、また法律も無く罰せられない事で、日々、動物の虐待が続けられている現状。テレビ番組やwebでは可愛い動物の映像が多く取り上げられています。その裏で、とても残酷な仕打ちを受け続け、命を奪われていく動物がいる。
現在、自民党の中で、第一優先で推し進められているとされる「マイクロチップ義務化」は自民党三原じゅん子議員の発言では、災害時の迷い犬防止策です。それは、現在、皆さんが飼われている犬や猫を対象にしたものとなります。殺処分や虐待が問題視されている時に迷い犬の為にこれを第一に考えていると言っておられる。
安全性やそれによる効果は明確ではありません。
福島でのマイクロチップを埋め込んだ犬が飼い主のもとに引き取られたケースは１件もないという報告もあります。ですが首輪をしていて、それに飼い主の情報が書いてあった犬は飼い主のもとへ戻れたそうです。
今回、歯止めをかける法案を成立させなければ、動物愛護法の改正は5年後です。
これを決めるのは、我々が選挙で選んだ国会議員です。
私は、先日、面会させて頂いた動物愛護法改正に長年尽力しておられる尾辻議員を始めとする超党派の国会議員の方々の発言と行動に期待し、これからも応援していきたい思います。
※自民党尾辻秀久議員：「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」会長・元厚生労働相
私たちは、無力ではありません。
国会議員は、我々が選んだ人たちです。
「事実を知らない事」「我々の無関心」それこそが彼らにとって好都合なのではなかったか。
この動物保護法改正の結果を踏まえ、次の選挙で投じる一票の重さを考えたいと思います。
