MR SERA PROJECT OFFICE
動物愛護法改正に関する
現状報告を受けて 世良公則
TOKYOゼロキャンペーンの皆様が2018年5月30日、参議院会館にて
自民党参議院議員 三原じゅん子氏に面会されました。
その時のやり取りをTOKYOゼロキャンペーンは、2018年6月2日付のTOKYO ゼロ キャンペーンのwebページで公開されております。下記、本文は、TOKYO ゼロ キャンペーンの記事を引用し、その際の自民党参議院議員 三原じゅん子氏の発言に対しての、私しの思いを[疑問]として記しております。
三原議員「8週齢は議論のテーブルにも上がっていない」
キャンペーンからの要望に対して、三原議員は、「 8週齢(規制について)は議論がテーブルにも上がっていない。(自民党の)議連ではマイクロチップの義務化と、そのリーダー普及に向けた法整備に集中している。それで精一杯の状態だ」と答えるに止まりました。
2012年に動物愛護法が改正された際、8週齢規制の激変緩和措置として設けられた附則第7条第3項で、8週齢(生後56日)規制を実施する日について「法律の施行後5年以内に検討するものとし、その結果に基づき、速やかに定めるものとする」と定められています。にもかかわらず、「議論がテーブルにも上っていない」という三原議員の返答には、驚きを禁じ得ませんでした。三原議員は、前回、2012年の動物愛護法改正にも自民党参議院議員としてかかわっており、当時も自民党どうぶつ愛護議員連盟のメンバーの一人でした。
藤野さんは、麻布大学の菊水健史教授が行った調査研究によって、子犬の引き離し時期を8週齢以降にすることで「問題行動の程度に有意な差があることが証明された」(菊水教授)ことや、その調査研究の結果を受けて米ペンシルベニア大のジェームス・サーベル教授が「(日本でも)これで8週齢規制に決まるだろう」と評価されたことなどを伝えました。
これに対して三原議員は「いま初めてそのお話を聞きました」と返答。8週齢規制に加えて、飼育施設の広さなど各種数値規制や繁殖業の免許制導入についての意見もうかがいましたが、三原議員は「正確な情報を聞かされていないので、議連の会長でもない自分が軽々しくコメントできない」と言い、はっきりとしたご意見は聞かせていただけませんでした。
[疑問]
⚫️三原議員は、前回、2012年の動物愛護法改正にも自民党参議院議員としてかかわっており、当時も自民党どうぶつ愛護議員連盟のメンバーの一人だった人物です。以前もこの事は報告されて、それを初めて知ったと言えるのは、いったいどういうお考えからなのか。悪徳ブリーダー等を規制できず、その事などが原因となり殺処分が繰り返されるこの末期的な状況下で、危機感を感じず、積極的に取り組む姿勢がまるで見受けられない。これは、自民党どうぶつ愛護議員連盟の統一見解なのだろうか。
⚫️犬を販売、譲渡するにあたり「8週齢」規制をするという事は、
予算を組まず決められる法案であるにもかかわらず
何故多くの国会議員の方々はこれだけ時間をかけ(中には8週齢に反対する議員もいる)慎重になるのか。
その理由は何か。
⚫️国にとって最重要課題のはずの原発はいつの間にか、「問題ない」「安全」という判断で2018年5月24日現在4基稼働している。(九州電力玄海原発3号機、関西電力高浜原発3号機と大飯原発3・4号機が稼働)
それ以上に時間をかけ慎重に審議されてきた「8週齢規制」
「原発稼働の基準」よりハードルの高い「8週齢の壁」とはいったい何なのか。
神奈川県動物愛護協会の山田佐代子代表が重ねて「先生のご見解は?」と尋ねましたが、三原議員は「自民党としてどうしてもマイクロチップの装着が必要と考えています。わが国は災害の多い国であります。なので、「自分の家のわんちゃんがどこに行ったか分からない」どなたの犬かがわからないということがないように、探せるようにというのが目的です。ただし、個人情報の問題があります。これだけ沢山の犬の情報を管理するためにどこが管理するのか、個人情報をどう守るのか。今それを法文化する作業が非常に大変です」と話し、山田代表の質問には直接答えていただけませんでした。
[疑問]
⚫与野党で協議してきたマイクロチップを装着する事の理由は、遺棄、殺処分されている犬猫のためではなく、災害時の迷い犬防止策だと初めて知った。そしてこれは、どうしても必要な「自民党」、党としての統一見解だという事だ。
この件で、5年間も時間をかけて検討しているとの事。
⚫反対派議員に8週齢(生後56日)規制を先送りされた事で、
ここ10年間で犬猫合計171万5121匹が殺処分されている。
これは福岡市の人口より20万以上も上回るという異常事態。
人間で言えば、100万都市が消えるという事
その殺処分の費用は、年間総額 /数十億円規模 / 数十億×10年
これは,我々の税金だ。多くの国民はまだこれを知らない。
動物を守る、生かすのでは無く、殺すことにこれだけの税金は使われている。
⚫マイクロチップを埋め込む事は、現状改善では優先順位が違う。改善のないまま、マイクロチップを埋め込む事で捨てる際、犬の体を切り裂いてそのマイクロチップを取り出す事も予想され、またそれによる虐待も考えられる。
自民党の災害時、迷い犬対策の「マイクロチップ第一優先」の基準とは何か。
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この面会報告記事を読み、
今一度、自分の一票の重さを自覚しなければならないと強く感じました。
国会議員は、我々が選挙で選んだ人たちなのですから。 世良
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